貸した金は戻ってくると思うな。まぁ、子どもの頃から教えられてきた教訓で、実はかなり私は金科玉条としている。
学生時代のひとり暮らしにおいて、お腹を空かせることが多かったし、人生消化試合だよとまぁせめても料理をがんばるとかしている中年の昨今に比して食事より学業専念であったので、自炊する暇なく学食で食べることが多かったが、学食が開いていない日曜日など世話になっていた学食的なアラカルト形式の食堂、「めしのはんだや」の至る所に「「貸借は友を失う」ゲーテ」と書かれていて、ふーん、ゲーテってそんなこと言ったのかねとか懐疑的に思っていて、文学部の知人も懐疑的だったんで、はなはだ怪しいなと思っていたが、今Wikipediaで調べたら、
(半田屋 - Wikipedia より引用)
とあるので、やはりゲーテではなかったのだろうが、旅立つ息子に貸し借りをしたらその友だちとは終りと思えよという意味に取れて親心と言えようかね。
閑話休題。
いやー、なんか色々なところでポイントってもらえるわけじゃないですか。ポイントを引くと実質何円とか計算するけど、ポイントっておおむね有効期限があるものが多い。それまで使っちゃえば、お金と同様なわけだけど、有効期限を過ぎるとなくなっちゃう点でお金と大いに違う。
そんなことを力説しているのは、ポイント失効を今日気づいたから。2000円分。かなりショック。
大手家電量販店などは、買い物するたびに少額でもポイントがあれば使ってしまうようにしているから失効はあまりないのだけれども・・・。
むぅ。
まぁ、ただでもらえたポイントだから・・・いいと言えばいいのかもしれないが、失念していた自分が情けなし。
疲れていたり、悩んでいたりしたんだろうなぁ。なんで、あ、なにか使わなきゃって考えていたのまで覚えていたけど、また、仕事行ってとかしていたら失効させちゃったんだよ。
今や思う、貸した金と同じで、ポイントはないものと思えと。ポイントはお金と思うな。