私は見たり見なかったり。若かりし頃はもっと見なかったが、中年の最近は、民放のガチャガチャしたドラマよりは落ち着くかもと、先の日曜日に始まったニュー大河ドラマたるこちらは初回は見てみた。
ここでも語ってきておるが、北海道にいた時、北海道のローカル局たるHTBが放映していた 水曜どうでしょう の大ファンで、今や全国的に有名な番組だが、その番組で名を馳せたのが 大泉洋さんで、彼がこのドラマで源頼朝を演じると、昨年末の紅白で知り急遽見たんだが。
初回はなかなかに面白かったが、気を抜いて見ていると、また、日本史の知識がないと、意味が分からなくなる厳しさがあるので注意を要すると感じた。
源頼朝に関しては期せずしてゆかりの土地を結構訪れている。
神奈川県は石橋山の戦いで敗走した頼朝は、真鶴のあたりから、房総半島は鋸南の地に船で逃げ延び、その後再起して平家を倒して鎌倉幕府を作るんだが、その石橋山の辺りも散策したことがあるし、房総は何度も行っている私の大好きな場所だからして、釣りの帰りとかに頼朝が流れ着いた地も見てきた。また頼朝が敗走の船出をした浜も行ったことがある。
神奈川県は真鶴に行ったのは昨年だね。その時、頼朝船出の浜である、岩海岸に行った。
なんかよかったよ。人も少なくてね。まぁ、頼朝が敗走の船出をした場所だったんだけどね。それに思いを馳せつつ、今も寂れた感がある浜はなんか頼朝の無念にシンクロするような。
また、千葉県は房総半島側の頼朝ゆかりの地もこの語りでもかく語っている。
頼朝が上陸したと言われる鋸南町の浜のあたり。
10年位前になる私が、頼朝が上陸したと言われる地でパチリ。なんか若い。
鋸南町では早咲きの桜、河津桜がかなり植えられているが、それらが頼朝桜と称され、これから春にかけて見頃を迎える。
それも見に行っているね。
なんか源頼朝フリークのごとく、頼朝ゆかりの地を回っているがごとくなのだが・そして、ニュー大河も大泉洋さんが頼朝を演じるので見始めたのだが・・・
そもそも、私は頼朝のことって好きだったのか??
それに関しては、大いに疑問符がつく。
男の子だった幼少時代、やはり戦記物とかは世の男児の例に漏れず好きな方だったので、義経記など、鎌倉幕府草創期の読み物は読みあさったが、どうも頼朝は疑い深く義経も討ってしまうなど、あまり好きじゃないなぁと、判官贔屓な日本人の例に漏れず思っていた。
今、冷静に考えても、平家から命を狙われ続けたわけで、疑心暗鬼になるのも無理からぬところとはいえ・・・平家に勝つために必要不可欠だった弟の義経を討つ必要があったのか。その一事においても鎌倉幕府の創始者として手放しに賞賛する気になるほど好きではない気がする。
三谷幸喜脚本の、今回のニュー大河でそのへんの意識がどうなるか、少し興味深いところではある。というか見続けられるかなぁ・・・。
頼朝についてなんかいろいろ考えた次第。