今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

真鯛の頭を割って煮付けた

 先週末にね、どうしても真鯛の刺身を食べたくなって一匹買ってきて捌いた。

 真鯛は捨てるところがほとんどないと言われる魚らしい。

 頭だって食べられる。ただ、硬い頭をそのまま煮付けてもうまくいかない。

 頭の部分、兜割りにしてみました。梨割りとも言われること。


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 いい出刃包丁を手に入れるまでなかなかできなかった技ですができるようになりました。この出刃包丁は大きすぎるかなと思ったのですが、そんなこともないですね、真鯛の梨割りとかするのならこれでも大きすぎることはない。

 なかなか男らしい所作と言えましょうか。兜割り、梨割り。

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 割れました。
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 男子厨房に入らずみたいな教育を受けてきた感じがある昭和47年生まれ。

 母親にはあんたに料理なんかできるの?と信じられていなかった若かりし頃。

 妻と付き合い始めた頃、ケーキ作りにハマって、パティシエ的になったり。

 釣りを始めて、魚を小さいのから大きいのまで捌きまくって梨割りまでし始めちゃって。

 煮物は好みじゃないから好んで落とし蓋なんて使ったことはあまりないんだけど、煮付けを作るなんて言って落とし蓋まで使い始めちゃったんよ。

 多分、母親は信じてくれないだろう。
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 昨日作ったこれを帰ってから食べる。