今日は調子出ず、気分もブルー。
されば夜釣りにと出かけた。
釣れた。
先日のアジも残っているからそこまで釣果がなくてもいいのだが気分を上げるための釣果としては4匹でも十分。
今日は調子出ず、気分もブルー。
されば夜釣りにと出かけた。
釣れた。
先日のアジも残っているからそこまで釣果がなくてもいいのだが気分を上げるための釣果としては4匹でも十分。
昨日は釣ったアジを捌く元気がなくて、明日にするわという話をしていた次第だが、今日は少し元気。別に状況がよくなったわけではないが、勝手な対応力かな。また、落ち込むこともあろうから、そんなもんだ。
私の好きなことわざに、禍福はあざなえる縄のごとし というものがあるけど・・・まぁ、よくないこともいろいろあるし不遇とは思うがそんな私にはデカアジが釣れたってちょっとしたいいこともあるってわけで。
今日は妻が残業で遅いとのこと、私の気分がよくなった(←これ重要)ので、そのデカアジを捌いてみたりしました。一人で黙々とやっていると気が滅入るので、動画にしてみました。なんか話しながら捌いています。どうぞご覧ください。
さて、なかなか平日は疲れて釣りに行くとかできないが、かといって、休日は台風で破壊された釣り場も多く、残った釣り場は非常に混雑してということがある。
混雑に突っ込むことほどストレスフルなことはないので避けているのだが、そうなると釣りをすることができない。
雨が上がった昨日の夕方、釣り場に出かけた。
混んでた。今までの経験上一番混んでたくらい。
普段なら釣れないと思って入らない場所くらいしか空いておらず、仕方なくそこに入った。
夕方から夜にかけて。まぁ、釣れると言われる夕マヅメ時間帯。
明日から仕事という休日の日の夕暮れに釣りをすると釣れないと苦しい。ただでさえブルーなのに、ブルーに拍車をかけるから。
しかして、幸いなことに昨日は釣れた。なぜか釣れた。釣れないと思っていた場所なのに釣れた。
みな、太刀魚狙いだったからか。太刀魚が釣れるとフィッシュイーターである太刀魚から逃げているのか、アジは釣れなかったりするから。
太刀魚狙いの周りが釣れない中、なぜか爆釣。
1時間くらいで大小取り混ぜて17匹くらい釣れたんじゃないかな。すごいでかいのも釣れたし。
少し気が晴れたが、まぁ、今日からはまた仕事。
ブルーになってみたりもする。まぁ、釣れたんだからと自らを慰める。
疲れて帰って、捌く気力がなかったので、捌くのは明日にしようと思っている。
釣れなければブルーに拍車がかかるが、釣れてもブルーが強いときはブルーなままなんで、このへん面倒だ。
病み上がりでもあり、ちょっと疲れているかなと思う次第。
さて、先日来口内炎ができていて苦しい。体調はよくなってきていても、口内炎はすぐによくなるわけではなく、残っていると、今回は唇のすぐ裏ど真ん中ということで、食べるたびに激しい痛みが出てしまい、食べ物を避けようにもなかなかに大変で、本当に食べ物をよけようとすると口の端を通すような感じなり、それはそれで難しく。
となると、特効薬をということになる。
たいしたことがなければビタミン剤でも飲んで中から治るのを待とうということになろうが、食べるたびに激しい痛みとなるとそう悠長に構えていられないのだ。
となると外用薬で治したい。
口内炎の外用薬と言えば、「ケナログ」を思い出す方が多かろう。古くからある口内炎薬。
もう10年位前になろうか、口内炎が痛くて難渋していたときに、だいたい具合が悪いとさっさと病院にかかる私だが、口内炎だけでかかるのもなぁと、寄った調剤薬局もしている薬局で勧められたのが「ケナログ」。厚めに塗ってくださいねと。確かに効いた。
以前調べると、ケナログは副腎皮質ステロイドが入っているとのことで、それは確かに効くであろうと想像していた。
さて、その特効薬たるケナログ、実は販売されていないことを今回知った。
ケナログとは商品名で、2009年のニュースリリースだが、ブリストル・マイヤーズというアメリカのバイオ医薬品企業が商品化していたものらしい。
この10年前のニュースリリースはケナログをOTC医薬品として新発売したというブリストル・マイヤーズの発表なのだが・・・ここで、OTCって何よと調べてみたら、over the counter の略で、和訳すればカウンター越し。要は市販薬ってことなんだね。だから、ケナログは薬局で処方箋なしで買えたのかと今さら得心。
さて、そのケナログが販売中止になっていたらしい。結構最近。
製造中止は2018年6月だったらしい。どうやら、ブリストル・マイヤーズの判断でリストラされたようだ。後発品もあるしってことらしいが・・・でも、困るよね、次に何を使えばいいかわかりにくい。
さて、OTCは市販薬ってことは分かったが、後発品ってジェネリックのことなんだろうけど、ケナログの後発品ってなによ・・・。
調べてみると・・・
オルテクサー口腔用軟膏0.1%|日本ジェネリック株式会社 というものらしいが、これがそのまま通販とかで買えるわけじゃない。後発品ということは処方薬なんだよね。
では、これのOTCはなによって調べるんだが、面倒だった。
そもそも、ケナログはトリアムシノロンアセトニドという成分が入っているもの。0.1%分ね。
その市販品としての名称はなにさって探し方なんだけど、グーグル検索一発というわけにも行かずにいろいろ調べたが・・・
【指定第2類医薬品】オルテクサー口腔用軟膏 5g ※セルフメディケーション税制対象商品
このへんでいいんじゃないかなと。オルテクサーとかで検索してもこれが出てきたし、その裏取りで、成分を見てみても、100g中にトリアムシノロンアセトニドが100mg入っているとのことだから、ちょうど0.1%だよね。
口内炎外用薬を求めて調査しまくって、OTC薬とか後発品薬とかの違いも分かってしまったけどさ。ケナログって言えばえらく浸透した名前だから、そうそう変えて欲しくはないのだよね、ケナログ求めて三千里みたいになってしまったじゃないかとか思う次第。まぁ、大人の諸事情があるのは理解できるが、「わたしゃ、かの有名なケナログの後釜です」的な訴えがあると分かりやすいのにな。
今日も病床で臥せっていた時間が長かった。
「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」で有名な俳人である正岡子規は、結核になり臥せっている病床で「病牀六尺」という随筆を書いて新聞に載せていた。
それを思い出し、ネットで読んでみた。みなさんご存じの方も多かろう、青空文庫にて。
まるっきり読んだことがなかったわけでもないが、なんか、すごく臥せっている今、読むとそれなりに分かる。
病床が一片6尺、30センチ×6=180センチの正方形の庵で臥せっていた子規が死ぬ直前まで書いた随筆がこれなのだが・・・
その中で、「僅かに一条の活路を死路の内に求めて少しの安楽を
病床に伏せてはいても、語りたいという文章での表現者の気持ちとして本当によく分かる。
病床にて、ふせながらも、なんとなくそう思い、この記事を語った次第。
熱が出て臥せってしまっている。
寒くなり、ウイルスに負けてしまったか・・
用心していたのにな。
ぐったり。
10月中は200円ほど安くなり、高いプランにすると寿司食べ放題もできるのに惹かれて、先日和食さとに行ってきた。
なかなかうまかった。豚しゃぶにしたがそんなに食べられるものじゃないね。年を感じたりした次第。
元来、映画好きで、若い時、それこそ学生の頃からなけなしのお金をはたいてロードショーに行っていたものだ。
ただ、最近はあまり行かず。どうしても休日は妻と二人で行動したいため、妻と興味が合わないとと考えると、二人の公約数探しが面倒である。そして、加齢に伴いトイレが近い、集中力が保たないということが情けなくもあるので、2時間を超える作品だと逡巡が出る。
最近は動画配信サービスが発達し、そのうち見ることができるなという思いもあり、よほど思い入れがないと映画館にロードショーをという気分になれないからだ。
それが、横浜シネマリンというミニシアターに出会って足繁く通うようになっている。ミニシアター・・・そう、単館映画館なので、一作が短いことが多い。2時間ないから保つだろうというところでハードルが下がり、そして、大手配給系のものは誰しも見ているから面白くない。そんなのを追うより興味深い作品があったりする。
散歩していて「サウナのあるところ」が上映されるポスターを見て、サウナ好きとして行かずんばと行ってしまったのが手始め。 small-editor.hatenadiary.jp
この映画は81分と2時間以内であったのが妻が付き合ってくれる大きな要因だったが、この映画自体私は前述の通り大いに楽しめた。
この映画の予告編で、妻も私も興味を持ってしまったのが映画「東京干潟」
ここで語ったように、映画自体にも共感を持てたし、主演のおじいさんが台風被害に遭われたとのことで出向いたりしたくらいだ。この映画も83分という2時間以内なのも動機付けとしてはよかったのだが。
ミニシアターという場所ゆえ、監督さんの舞台挨拶も距離が近く、そのへんも興味深く、ふたたび映画熱が復活した次第。
さて、先のサウナの映画の時の予告でもう一つ興味を持った映画がある。
セルビア・クロアチアの映画である「鉄道運転士の花束」である。
これを、先週の金曜日、所用を済ませてから横浜シネマリンに駆けつけて見たのだが、これがかなりいい映画だった。85分という短さがやはり動機付けとしては大きかったのだが、これは私一人で見た。
鉄道運転士を人を轢いてしまう宿命があるものとして描き出すブラックコメディーなんだよね。そう、本当にブラックである。予告編からそれはよく分かったので、そういうのは妻は好きじゃない。だから、私だけで映画館へ。いつも二人でという私にしては珍しいが。
さて、ブラックはブラックだが・・・なんか、心温まる感じの、人を轢くということを主題にしているので、少し語弊があるが、いい映画ではあったよ。
セルビアの俳優さんが出ている映画。知らないんだけどね、格好いいなという感じは感じたよ。
ストーリーもブラックだけど素朴でいい。
ハリウッド映画とか、まぁ、日本のアニメとかでもいいんだけど、高度化しすぎて、なにを比喩しているかわかりにくい。見ていて疲れるし、変に技巧はぶらなくてもいいじゃないと思うのだが。
この映画は、そういう難しさがない。生きるってことに真正面に向き合った映画だろう。
映画に行く前の所用がえらく疲れるものであったゆえ、寝てしまうかと思いきや、そうでもなかった。面白く見られたっていうことだね。
今はなき映画評論家の水野晴郎さんの締めの言葉のように「いやぁ、映画って本当にいいもんですね」と言いたくなる感じの映画だった気がする。
ここで語った三作はそういう映画の良さを実感させてくれるものだったので、最近、ミニシアターっていいなって思っている。さて、これからも何かをみようと思うけど、何がいいかな。
先日、横浜シネマリンというミニシアターで「東京干潟」という映画を妻と一緒に見た。
多摩川下流の干潟でシジミ取りをして、捨て猫を保護しつつ河川敷で生きるホームレスの老人を描いた映画。
主人公の老人、「シジミのおじいさん」の独白とその行動を追ったドキュメンタリー映画。
以前ここでも語った、フィンランドの映画「サウナのあるところ」を妻と見た際に、予告編を見て、これは見なければと私も妻も思った次第。
神奈川住まい長く、神奈川県と東京都を隔てる境界でもある多摩川への思いも大きく、また、今までの経験から貧困問題への関心がありそのドキュメンタリーとして見逃せないものと感じ、また、妻がネコ好きであったゆえ。
横浜シネマリンでの公開初日である10月5日に見に行ったのだ。上映後、本作の監督である、村上 浩康さんの挨拶もあったから是非初日にと。
なかなか興味深い映画であった。一人の「シジミのおじいさん」の独白、行動を見るだけでもいろいろ考えさせられるものであったからして。
さて、台風19号が先の土曜日に関東を通過し、ことに降水量が多かったため、本作で描かれている多摩川も氾濫したというニュース映像も見て、また、濁流の映像を見て、河川敷に住んでいるという「シジミのおじいさん」を思わざるを得なかった。無事だろうか。繰り返し流される多摩川の濁流の映像を見るに心配せざるを得なかったのだ。
関東では台風も落ち着いた昨日、インターネットで調べてみると、どうやら「シジミのおじいさん」が無事であることが分かった。この映画の村上監督のSNS上でのメッセージで書かれていたから。そして、村上監督が河川敷の小屋が被害を受けたため、「シジミのおじいさん」への物資援助を呼びかけていることを知った。
村上監督の例示に従い、取るもとりあえず、今日の午前中に物資を持って「シジミのおじいさん」のところに行った。
河川敷の小屋が水没したので、衣類とか毛布、布団など。あと、食料など。猫のエサもという例示であった。
家で中古でも役に立ちそうなものを見繕い、今朝、お店が開く10時過ぎに出て買いだし。
家にあった毛布、タオル、バスタオル、靴といった日用品。おじいさん向けに、パックごはん、缶入り100%ジュース、缶入りポタージュ、冷えたままでも食べられるレトルトカレー、鯖缶という食料品を持っていった。高齢の方と言うことで、歯があまりないことを想定すると噛まずに済み、栄養のある保存の利くものをという意識での買い出しをした次第。
11時過ぎに着いた頃、ちょうど「シジミのおじいさん」は前の方からキャットフードを受け取っていたので、その次に私と妻が、先述のものを渡したのだが、ことに毛布とかタオル、バスタオルといったものを喜んでくれたのが印象的で、「全部濡れてしまったから拭かないとねぇ」といったことを言っていたのが、本当に実感がこもって響いてきた。
話を聞くに、今回の台風ではお友達からもう小屋から避難せよと言われて避難して、大丈夫だったとのことであった。また、猫も無事であったとのこと。
映画で見ていた主人公のおじいさん、本当にそのままの語り口で、語っていただけたのがとても印象的であった。
思わず私から聞いてしまった「ここで住み続けるんですか?」という問いに「元気なうちはね」と笑って応えるおじいさんに、逆に元気をもらった気がした。
そうか、がんばって生きていこうとしている。私もがんばろうと。
最後に写真をご一緒にとお願いしたら快く承諾してくれた。
「本当にお体お大事に」とお伝えし別れた。
とても、とっても貴重な体験ができたと思った次第。
呼びかけをしていただいた村上監督、そして、会っていただいた「シジミのおじいさん」、本当にありがとうございます。