今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

ドラマ「白い巨塔」を視る

 ドラマ「白い巨塔」がリメイクで始まった。昨日視たのだが・・・。

 面白いね。

 筋は知っている・・・というか、ドラマにはまって、原作本も読み込んだ。原作は、山崎豊子さんが書いたものである。「白い巨塔」に続いて「続・白い巨塔」もあったので、読んだ。

 それは、ちょうど高校時代だった。

 高校時代、僕はどうやって生きていくべきか迷っていた。これは、誰しも進路などを考える上で大小あれそういう迷いは生じやすい時期であろう。また、今、自分の生き方が定まっているかと問われれば、そうでもない・・・まだまだ迷い続けていることも事実なわけだが。

 そんな時出会ったドラマがこの「白い巨塔」だった。

 このドラマはとても生き方というものを感じさせてくれる。教授ポストというものをなんとしても手に入れたいという出世第一主義の外科の財前に比して、理想肌の内科の里見。

 出世か理想か・・・非常に対照的な生き方の二人を軸にドラマは進む。

 そのドラマにおいて、僕は、どっちの生き方をとるべきか・・・ということを本当に考えさせられたからこそ、このドラマにはまったし、原作本も読み込んだわけだ。

 その原作本は高校の図書室から借りだしたことはいまでもよく覚えている。

 僕はそのころ、財前的生き方をちょっとやだなと思った思い出がある。しかして・・・現実は・・・

 今でも考えさせられるドラマだ。今後とも視ちゃうかもなと思ったドラマ。