まぁ、そろそろ慣れて来た3日目は、ペナン島最大の都市、ジョージタウンを歩いてみたよ。
街歩きは得意分野でありますから・・・一日目は、さすがにコムタの中で迷いまくったけど、だいたい、つかんで来ました。
ソウルの街を歩いた時もはじめは右も左も分からなかったわけですが、足で稼ぐって感じですか?刑事でも営業マンでもそのへんは同じなわけで・・・足を使って歩くのは非常に得意分野なわけで・・・その代わり、タクシーに乗るのとかは非常に苦手であるわけで(国内でも)・・・車にひかれそうになりつつも、がんがん歩いて、コーンウォリス要塞やら、博物館やら、観音寺やら有名なモスクなど踏破しましたよ。
その中で・・・博物館というのは好きなので、じっくり見ていたんですね・・・英語でしたけど何とか読めるので。
日本軍の進駐の時代の遺品とかもあって、なかなか興味深く、そのへんをじっくり注視していたら、セキュリティのお兄さんが興味を持ったので、話し掛けて来ました。日本人か?とかね。英語で話していたんだ(こっちの人は、英語が上手である)。
いろいろ話していて・・・まぁ、日本は経済大国だからとか言っているので、まぁ、日本も不況で・・・などと話していたですが・・・やはり、それでも日本人は恵まれているなぁと感じたんですよ。
そのお兄さんは日本についていろいろ聞いて来たので、日本に来たことがあるか?と問うと、行きたいけど・・・という話。また、お金がないから一生懸命自転車で通勤しているんだ、週6日は勤務日だという話を聞いたりして・・・
僕は、なるほど、いろいろ仕事で苦労もしようが・・・こうやって長期休暇をもらってマレーシアまでバカンスに来ている。週休2日だ。この差は歴然としてあるよね。やっぱり、恵まれている。
そして、そのお兄さんは僕に問うたんだ。ここまで何で来た?タクシーか?って。バカンス客だから、タクシーだろうと思ったんだろう。いや、歩きだと答えるととても親密に思ってくれたらしい。
そう、僕だって、日本では別にアッパークラスではないよ。うん、確かに海外旅行こそしているけど、単なるヒラだよ。でも、たまたま、日本の方が経済ランクが上だったというだけ・・・。あなたと変わりはない。
なんか、日ごろの不満とかなにか・・・なんかちっちゃく思えて来たんだ。
そのお兄さんは、ペナン-ヒルには行ったか?とってもいいぞって教えてくれた。
でも、タクシーは高いからバスで行けって。なるほど、タクシーなら何十リンギットってかかるらしいが、バスだと2リンギットもあれば行くらしい(リンギットはマレーシアドルで通貨の単位)。
よし、ペナン-ヒルは乗り換えもあって、面倒そうだし、行くのは止めておこうかと思っていたが、行ってみよう。そう思った。