スタンリーキューブリック監督の初期の時代の作品。モノクロ映画。
邦題のタイトルに惹かれて借りてみた作品。
THE KILLING という題を「現金(ゲンナマ)に体を張れ」と訳したのはすごくいいね。
見始めたら、見たことがあったなぁ・・・なにかBSで放映されていたかなにかだろう。
でも、とてもとても面白い。変に凝っていないのだが・・・ストーリーがきちんと基本を押さえているから、いいのだ。派手なアクションもない、視覚効果もない・・でもドキドキが止まらない。名作である。
自信を持ってオススメできる作品と言えよう。
彼女と一緒に見ていたのだが、これはよかったと思う。
スタンリーキューブリック監督の遺作である、アイズ・ワイド・シャットは劇場で見たのだが、エロティカルさが先に立つ印象だったことを記憶している。
調べてみると、「博士の異常な愛情」もキューブリック作品だ。この映画は、また別の興味・・・そう、国際政治学の観点から昔、学生時代に見たのだが・・・なるほど、キューブリック監督とはこういう作品なのかと思い返してみたりする。