今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

秋に秋刀魚が食べられる幸せを思う

 今朝はめっきり冷え込んで、秋めいて来ましたね。とは言うものの、明日以降はまた夏日になったりして気温の乱高下があるのは昔なら異常とも言われましたでしょうが昨今の異常気象が常態化している状況では必ずしも異常とは言えないところでしょうか。

 ともあれ、秋口には秋刀魚(サンマ)が多く出回り、価格的にも安いため食べたくなります。

 しかし、昨今の異常気象に端を発しているのでしょうか、秋刀魚がめっきり獲れなくなって価格も高くなっていたここ数年。一本400円台とかになると買う気は起きませんね。

 ただ、今年はよく獲れる時もあるらしく、たまに安く売られていたりするのです。

 釣り人の私はわかります。海水温の変動で普段釣れない時期になんか大量に釣れたりすることがあるのでそういうことでしょう。

 今回一本100円検討で売られていたのですぐに買いました。昔の特売価格ですよね。どこかで異常に獲れたのでしょう。異常は長く続かないのですぐに買っておかねばその価格で食べられないことは容易にわかりますから。

 貴重に思えたので、一生懸命丁寧に仕事をしました。包丁で鱗を引き、片栗粉と食塩を混ぜた水溶液で洗い、水分を取って、塩を振ってしばらくおいてから、再び水分を取り、魚焼きグリルで強火で両側を5〜7分ずつ焼くと。

 美味しく出来上がりました。

 妻も美味しいと言っていて良かった。

 季節のものを季節に食べられる幸せを思いつつ、この異常が異常でなくなっている気象状況の昨今を思うに、この幸せが今後当たり前ではないのだろうと思う次第。