今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

エコロジー概念にやや目覚める

 そもそもはと言えば、あまり環境というのには興味がない。ゴミの分別収集だって、結構、面倒だと思っている。引っ越しの度に、ゴミの分別がゆるやかだったり、厳しかったりで・・・どっちかといえばゆるやかな方が楽でよいなと思ってしまうくらいだったり。

 まぁ、エコ・エコ言っているのを聞くと・なんていうのかなぁ、企業の欺瞞というか・・・
 例えばあるエネルギーを売る会社が省エネを謳っても、エネルギーは売れてもらわないと、困るだろうし、売れてなんぼの世界だから、省エネってやっぱり例えばそのエネルギーを発生させるために不可避的に出てしまう公害・・・その後ろめたさを、エコ・エコ言って、環境に配慮しているんですよ、省エネしましょうねとか取り繕っているような気がしてね・・・なんだか、エコロジー概念にはさほど興味がなかったというか・・・なんだか企業の取り繕いに乗せられるのもなという・・・また、自分一人だけがやってもなぁという思いもありつつでね。
 積極的に環境を汚すことはしないし、ゴミの分別はきちんと守ってきたけどね。格別に義務的なこと以外はやってこなかったのだけど・・・

 ちょっとひねくれていますかね・・・まぁ、若い頃はそんな風に考えていたってことで。若気の至りって言ってもいい。若者は自己中心的とも言いますからね。

 しかし、最近は、若干様相を異にする。食品トレーは分別し近くのスーパーの回収に持っていくし、牛乳パックもね。それは義務的なことではない。可燃物で出しても悪くはないのだが、出来れば再資源化された方がよいとその意義を感じることが出来るようになってきた。
 ちょっとエコロジーを考えることが出来る大人になってきたろうか・・・

 そして、ひとつ大きなエコへの目覚めが今日あったんだ。

 使い古しのPHS。彼女が最近整理を始めている中・・・不要品は捨てるようにというお達しが出たので捨てたかったわけだが・・・でも、メモリーは残ってしまっているんだよね。そのリセットの仕方も今やよく分からないんだけど・・・結構、そのメモリーから個人情報が流れ出たりしてしまったりもするらしい。実際ね・・・アキバの街なんかを歩いていて、どこから出てきたのかと思われる携帯の白ロムが二束三文で売られているのを見て・・・むぅ・・・これはやばいなぁと思っ多思い出もあるものだから、捨てたくてもなんだか普通に捨てられない気がして・・・色々調べてみた。

 したらね・・携帯・PHSはリサイクルの一環として製造メーカー、通信事業者が回収していることが分かった。その中の金属等を取り出してリサイクルできるそうだ。

 モバイル・リサイクル・ネットワーク 参照

 なるほど・・・これから、情報漏洩の配慮もしてくれよう・・・餅は餅屋で、回収を頼んでみようと、今日早速ドコモショップに行って回収を頼んでみた。
 こういうことって、表向きどこでも回収しますよと打ち出していても、なんだか行ってみるとああだこうだ言われつつ面倒なものかなと思ったら、意外にすんなり引き取ってくれて、目の前でガチンとでっかいパンチみたいなもので穴を空けてくれてこれでもう情報は取り出せませんからねと情報漏洩の心配もなく・・・さすがだなぁと思った次第。

 エコロジーも悪くない・・・自分で思い悩んで持ってしまっていた数年前のPHSが安全に処理され、なおかつ、再利用されていく・・・意外にいいじゃないか・・エコ。そんな風に目覚めてみた今日。
 
 

 しかも、ケータイリサイクルへの協力すると、抽選券までもらえてちょっとうれしい。外れてしまったけど(^-^)