今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

働いても、なかなかに楽にはならざる


 昨日の一語り「妻の友人が来るというのでケーキを焼く〜金銭的には余裕なくとも、心豊かになるために〜」でまぁ、お金の余裕がないんだよねと語ったところであるが・・・。


 まぁ、結婚してから妻と共同して家計簿を付けているのだが(妻はそれを通して、私から、表計算ソフトの使い方をレッスンされたりして・・・今では通り一遍使えるようになっているのである)、それを見ながらつらつら思ったわけで。


 体感的にも感じていたものの・・・思った以上に厳しい。実際余裕はないのである。まぁ、結婚すればそうだよという話もあろうが・・・。


 ところで、最近、不動産物件を見て回るのが楽しみになっていたりする。


 周りの知人・友人たちは結婚してから少し経つと、マンションや家を買ったりして終の棲家をゲットしている場合が多い。子どもが生まれて、大きな居住スペースが必要になったということもあるし、家賃として自分のものにならないものへの経費を毎月支出していくのがいやになったという意見もあったりする。


 その例によるというのだろうか・・・やっぱり、将来はこんな所に住みたいねとか言いながら不動産物件情報を見るのは夫婦の密かな楽しみになっている。また、この前なんかは公営系の住宅のパンフレットをもらってきて、敷金礼金もかからないからもうちょっと貯金を目指して転居してしまおうかとか。


 それで近くの物件だと散歩がてら見に行ったりして・・・こんなところだったらいいねぇとか、でも高すぎて買えないねぇとか。賃貸住宅も外観を見るだけでも楽しいと言えば楽しい。


 で、実際に今の家計簿を見直すと・・・


 私の毎月の収入は家賃・光熱費・食費等でほぼすべて消えている。わずかながら貯金が出来るかどうかといったところ。毎日お弁当を持参して、食費の節減を図っていてこれである。


 ボーナスがあるため、それが、例えば、私がこの一語りで語ったレンズに使ったり、この前の仙台旅行に使ったり・・・それであまった分を貯金に回しているのが現況。


 要は現実的に考えて、ローンを組むのはきついよねということであったりするのだ。


 そして、これで子どもでも生んでしまったら一発で赤字決算毎月で、ボーナスで補填という生活に落ちるわけで。


 だから、実は、最近ここでも語ってきたように妻とPhotoshop等でイラストを描いたりしているので、タブレットが欲しいなぁとか家電量販店で見てきたりもしているが、2万円以上するものであるから、この前仙台旅行に行ってきたこともあるから、買うのは控えるべしとか思ってしまっているのだ。


 まぁ、でも、いろいろ不動産物件を見て回っても、今住んでいる物件がとてもいいと実感されてきたし、家賃は少々お高くても、スポーツクラブに行くお金もなんとか計上できているわけだから。


はたらけど


 はたらけどなほわが生活くらし楽にならざり


   ぢっと手を見る


 石川啄木の有名な詩であるが・・・


 そこまで追い込まれていないし、まぁ、がんばっていこうというわけで。