今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

ふつうに生きるって難しいんじゃないかな


 今の世の中はだんだん厳しくなっているのは、ニート派遣村金融危機などの社会事象を大上段に振りかぶらなくても、身近に実感できるのではないだろうか。


 昔のようにね・・・結婚相手がすぐに見つかったか?家が買えるか?といった2、3例を引くだけで世相の厳しさがよく分かるのだが。


  私は今30代であるが、その親世代にはその厳しさが実感できない場合も多いのではないだろうか。


 自分たちが普通にやってきた、20代なりで結婚、子づくりしたら家を持ち、自分のリタイア前に成人させる・・・そういう人生が多数派を占めていた高度経済成長期における、それが「ふつう」だという見方が抜けきらず、どうして「ふつう」に生きられないのかと今の30代なりの親世代が言ってくる場合も多いのではないだろうか。


 でもね、今や、その親世代の基準で、「ふつう」に生きるってとても難しいんじゃないかなぁとかね・・・思ってしまうんだよなぁ。


 最近の厳しき世相を、振り返るにね。