今日は朝起きて、今日は終戦の日であることを思う。
そう、毎年思うのだ、終戦の日に平和の尊さを。
いろいろな側面から思うところであるが、今回は、召集令状、通称、赤紙に関して考えた。
戦中は、この赤紙一枚で、国家の圧力のもと、人々はその意志に関係なく軍隊に招集された。軍隊とは端的に言うと人殺しの手段的組織である。通常、人はそんなことはしたくないと思っていよう。それでも戦中は赤紙でもって軍隊という人殺しの手段的組織へ入ることを国家の圧力をもって強要されたわけだ。
今は戦後、そのようなことがなくなっている平和の世だ。それは本当に尊いことだと思う。
戦後生まれの私は、赤紙がないのが当たり前の時に生まれてきた。しかしながら、それは本当に貴重なことなんだと認識し、平和の尊さを改めて感じるのが今日である。