今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

岡本太郎作品に触れてきた

 今日は 川崎市岡本太郎美術館 に初めて行って来た。

 川崎市の北部の生田緑地内にあるのだが、生田緑地は川崎市の中でも代表的な緑深い場所であるから散歩がてらということもあるのだが。

 絵画を見るということは、あまりないのだ。自分がよほど気に入った作品・・・例えばエッシャーの絵なんかは進んで渋谷のBunkamuraに見に行ったりしたが、それ以外であまり見に行くという趣味はないというわけだが。

 今回もあまり期待せずに行ったのだが、いやいや、なかなかどうして、迫力があった。

 ピカソとかになると、その抽象性の背景にある文化が西欧文化であるからして、読み解きにくいが・・・岡本太郎さんは日本人であり、日本的文化背景が基礎になっているオンでその抽象性の解釈もしやすいように思える。

 もちろん、岡本太郎さんは、フランスのパリに渡り、ピカソなどいろいろな芸術家とのふれあいで思想が醸成されているようなので、もちろん西欧的文化の知識は要するが・・・それでも、その西欧的文化の知識は教養として持ち合わせていれば、西欧ネイティブの方に比べれば分かりやすい抽象性である。

 あぁ、そういうことを表現したかったのだなぁということを作品から感じる・・・結構これは面白いことなのかな・・・美術館というのもいいかもなと思った次第。