薄々は知っていたんだ。ケーキのスポンジは、材料の分量を間違えず卵を攪拌して入れる空気の分量を間違えなければ、あとは素材の良し悪しが味を決めると。
素材は小麦粉、砂糖、卵の3種類だが、小麦粉もパンとかになると味を左右するがケーキのつなぎとしては量も多くなくそこまで影響しないだろう。砂糖は高いも安いもあまりない。精白糖であれば大差ないことは想像できる。となると、ケーキのスポンジの味は卵の質が大きく影響してこよう。
というところで、先日、静岡県は三島市で極上の卵を買ってきたので、ケーキを作ってみたいなと思っていた次第。
スポンジはなんかいい感じに焼けた。さすがいい卵だ。
イチゴは同じく静岡の伊豆の国市のもの。スーパーで安くなっていたから買ったんだけどね。そういえば、今の大河の 鎌倉殿の13人 の影響で、執権となる北条氏の出身地である現在の伊豆の国市にあたる伊豆長岡あたりに行った時にあぁここはイチゴの産地かと思った思い出が想起されるイチゴを手に入れることができたのも、三島市の卵、伊豆の国市のイチゴと静岡尽くしな感じのケーキであったが、何より、スポンジが美味かった。さすが三島市の卵。
妻も言っていたが、いつもならクリームとかイチゴが主役というか主張が強いのに、今回はものすごくスポンジが美味かった。一番呪王があった気がする。
すごいよね、卵の力。スポンジがカステラのように濃厚なものになったので、すごいなと思った次第。
今週のお題「好きな街」