最近は、本当に冷え込んできて、まぁ、全国寒い寒いという言葉が氾濫していると思われる昨今ですが、寒くなってきて美味しくなるものもあるわけで。
それはブリですよね。寒ブリなんて言われるくらいで、寒くてうまいものというイメージもあります。
ブリは刺身に仕立てられているとさすがにコスト高は否めないですが、ブリの小さいサイズのイナダなんかは、イナダの割に結構大きくなっていて、大きいわりに安めに売っていたりして、これを捌けると柵になっているものよりよほど安く食べられます。刺身が大好きな私は、この時期はイナダを捌きたくなってしまうわけですよ。
ということでね、結構大きめ目のイナダをスーパーで買ったわけですよ。上品にトングなんかを使っていては落としてしまったりするので、ちょっと魚臭くなってしまうものの、手で尾っぽをつかんでビニール袋なんかに入れてしまうわけですよ。スーパーでそんなダイナミックな動きをしてしまうのは目立つといえば目立つわけです。
私がイナダを鷲津感でビニールに入れているのを、子どもが見ていましてね・・・目を見張っているわけですよ。都会のスーパーではあまり見られない光景だからそれなりに興味がわいたのかもしれないです。そして、連れの母親に、買ってよぉとか言ってしまっているわけですね。
そしたら・・そう、そういう小さい子がいるから専業かどうかは定かでないにしろ、ベテラン主婦と言って差し支えなさそうな女性が、無理よそんな大きな魚は・・・という胸のことを言っていたわけですね。
まぁ、私はここ二年くらいですけどね・・・魚を捌くのに目覚めて、生魚をたまに捌いているのは。そのイナダも大きかったけれども、普通の包丁でさばいています。
主婦と言えば、料理に関してはかなりベテランなはず。その主婦もためらう食材を買って捌ける自分にひそかに満足した次第だったりする。
ハシの大きさと比べるとそれなりにでかいことがわかりますよね。
でも、骨が多く、背ビレ等が刺さってしまいそうな危険もあるアジとかよりも捌きやすい魚でもありますから、そのデカさよりかは捌きやすい魚と思っています。
500円程度だったのですが、お刺身だけでお腹いっぱいになった次第。二人で食べてお刺身でお腹いっぱいなんてなかなかないなぁと妻も感嘆してくれて満足。
淡白な味わいですが、この時期には食べたくなるものですね。