今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

妻の入院で生活の乱れが生じている

 以前、磯野貴理子さんとかがやっていた日曜日のトーク番組、「遅く起きた朝は」(今もこの番組は存続中で、もうちょっと早くなって「早く起きた朝」はという番組になっている)で、なんかこんな居酒屋の惹き文句を取り上げていたことがある。

 「家に帰ってもなにもないぞ」

 この言葉にて、世のサラリーマンはふらふらっとその居酒屋に入ってしまいそうだということ。

 なるほど、倦怠期を迎えた中高年サラリーマンの家庭ではありそうな話だと感心したものだ。そういうことをネタに取り上げる磯野さん達の慧眼にも敬服したものだ。

 でもね、うちは倦怠期じゃない。入院ということで強制的に家に帰ってもなにもない状態が突然生み出されてしまった。

 これはハンパなく調子狂うよね。

 昨日は、あまりにも疲れていて、起き上がれず洗濯をするのが遅くなった上に洗濯がたまっていたので時間がかかり、夕方に妻に届け物をして見舞った後に、なんか帰りたくなくてね。

 昼食にどか盛りのチャーハンを食べていたこともあり、全然おなかが空かなくてね。でも帰りたくなくてね。飲み屋ってのもバランス崩しそうで、喫茶店に行ってしまった。サラダとコーヒーだけであったが、3時間くらい居座ってしまってね。パソコンを打ったりしていたんだ。
 いや、それくらいいてもいいところだったのだけれども、夜にアイスコーヒーをたくさん飲んでしまったせいかなぁ、朝の3時過ぎまで寝られなくてね。

 いろいろ気になったし、また、今日は妻の親族が見舞いに来るからとか・・・。

 そんな感じでやや生活が乱れてしまっている。

 妻と一緒になる前は、一人でいるのが当たりまえ。だから、こんなに調子は狂わない。

 でもさ、突然の入院ってのは本当に調子が狂う。今まであったものががつんとなくなるんだから。

 これは慣れていることではあるが、いや、いつまで経っても慣れるものではないのかもしれない。