今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

固茹ででも温泉卵は温泉卵らしい

昨日、温泉卵を作った話を語りながら軽く敗北感を感じていた。

と言うのも、温泉卵と言うのはすべからく半熟たるべしという固定観念にとらわれていたから、固茹で卵状態になってしまったからだ。

ただ、結構美味しかった。高温の蒸気で短時間で蒸しあげるなんて家庭ではできない技だから、美味しいのかもしれない。

殻も剥きやすかった。多分、高温上記での蒸し上げで、中の身が急速に縮んで殻と中身が分離して殻が剥きやすくなったのかもしれない。

 

そんなことで持って帰ってきた茹で卵は今朝の朝食にサラダにも載ったわけだが。

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固茹で卵状態は温泉卵らしくないなぁと敗北感はあったのだが。

 

調べてみると、半熟ではなくても温泉で茹でた卵は温泉卵となるらしい。

 

温泉卵 - Wikipedia

 

ではでは、立派に温泉卵を作ったことになる。

よかったよかった。

 

よくある半熟の温泉卵は、卵黄の凝固温度が70℃くらい、卵白の凝固温度が80℃くらいという凝固温度の違いを用いて作られるようで、70℃くらいの温泉に浸しておくとできあがったりするもののようである。今回は蒸気を当てる時間が長かったか、蒸気が70度より高かったか。そのへんだろうか。

 

というか、ここまで語ってきて気づいた。半熟卵と温泉卵は違う。温泉の源泉が70℃程度だった場合、卵白が固まっていなくて卵黄が固まるわけだよね。それを温泉卵というわけで。半熟卵と温泉卵は違うが、よく混同されるらしい。

 

とまれ、温泉の蒸気なりお湯で作れば温泉卵なのであるし、そもそも私は卵自体あまり好きじゃない上に、生卵は中でも好きではないのだから、きちんと固茹でになったことは好ましいことであるわけで(^-^)

熱海で朝、温泉卵を自作した

今朝は静岡県は古来からの温泉場、熱海にて旅路の朝に醒む。

近くに温泉卵を作れるところがあると聞き卵を買って行ってみる。

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小沢の湯というところ。熱海7湯の一つ。


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お湯があるのかと思いきや、思いっきり高温の蒸気の噴出しておるところで、蒸気泉と言うべきところ。
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卵をザルに入れて蓋をすると8分くらいで出来上がるそうだが。蓋も蒸気も火傷する熱さなので注意を要する。ザルやトングは備え付けのものを使わせてもらえるが、卵を置くのにトングに挟むと落下させたりする危惧があり、軍手を持参したらもっとやりやすかったかもと思う次第。
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出来上がったものを持ち帰ってきた。
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 半熟ではなくがっちり茹で上がってしまっていたが、なんか美味いよ。殻も剥きやすい。

 温泉場で朝自分で温泉卵を作れるなんて稀有な体験だった次第。


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伊豆山神社に来た

頼朝と政子が信奉したという伊豆山神社。それゆえ縁結びの神社として名高いようだが、この辺はよく来るが、伊豆山神社は来たことがなかったので来てみた。

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鎌倉時代の歴史に最近関心が高いのは他ならぬ今のNHK大河 鎌倉殿の13人 にはまっているゆえだが、来られてよかった。
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初島が見える。綺麗。


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伊豆大島も見える。大きい島だね。


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 先に大きな被害を出した熱海市伊豆山土石流災害が起こった現場付近。

熱海市伊豆山土石流災害 - Wikipedia

 伊豆山には投宿したこともあり非常にショックだったが、近くを通ると未だ爪痕は残り痛々しかった。

 被害者の冥福をお祈りする。

妻と私が同時にでかハゼを釣る、またうれしからずや

 妻と一緒にハゼ釣りをして、妻も私も同時に釣った。

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 さっと自分の釣果もフレームインさせてくる妻がかわいい。

 それにしてもデカハゼ二匹同時に釣れるとは、これほどうれしいことは他にあろうか。

寒いから風呂に入ろう

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急激に寒くなった。

毎日のように湯船には浸かっているが、やはり家の風呂は小さい。

先日行った房総半島は鋸南町の岩井で投宿した宿は、大きな温泉が付いていて、海沿いだからナトリウム分が強いのは当然だが、メタ珪酸含有率が高く温泉法による温泉になっているようで、メタ珪酸は保湿効果が高いようで肌に良いらしく、よかったなぁとか思い返しつつ。

 

今は残業帰りだが、帰ったら風呂に入ろう、湯船に浸かろう。妻は焚いて置いてくれているから。

ハゼに見る保護色

 先日、房総半島の南側、鋸南町の岩井に投宿し、旅先での朝釣りを楽しんだが、岩井川の河口付近で釣りをした。もちろん狙いはハゼ。

 まず1匹目はコトヒキが釣れてしまったことは先に語ったが、

 

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 念願のハゼも釣れた。

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 2匹だけしか釣れなかったけど、透き通るようなハゼで綺麗だった。

 見るからに綺麗な水質では、ハゼも保護色として、透き通るんだろう。

 いつも釣っているのが黒っぽいからすごく新鮮だった次第。 


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反省の多い食事

 さて、先に語ったとおり、今日はハゼの刺身とかを食べた。あとは、富津市のあべ牧場で仕入れてきた、カッテージチーズ・・・ジャージー牛の牛乳からできたもので、牛乳豆腐として売られているものを載せたサラダを妻が作ってくれた。

 富津の湧水で炊いた御飯がメイン。

 御飯は非常にうまかった。湧水で炊くとうまいんだと気づいたのが最近であり、湧水を汲むと必ず炊いてみる。これはよかった。

 

 ハゼの刺身は、ハゼの肝醤油で食べてみた。肝醤油がうまいという人も多いのだが・・・うーん。なんか、くさみがある。

 初めはハゼの身自体の臭みなのかと思っていたが、結局まぁいいわと食べ続けて、肝醤油が残ったので、それを御飯にかけて食べて分かった。

 そうか、肝が臭いんだ。ハゼの身自体は多分臭くないかも。

 

 きれいな水質のところのハゼだとわからないが、きれいじゃない水質だとその肝に臭いが移るのは容易に想像が付くが、うっかりしていたな。

 

 今度、ハゼを刺身に捌く時は、肝醤油はやめておこう・・・。

 あとの特別なおかずがこちら。

 サンマである。

 

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 この前久々のサンマがすごくうまかったので、妻と買い物に行って、サンマが手ごろな価格だったので買ったのだが・・・

 焼き方は同じにしたんだが、どうもそこまで美味しくない。

 妻と一緒に、こんなものだったっけ?もっと美味しくなかったっけ?

 

 前のは、画像を見ても分かるとおり、生サンマである。今回のは生とは書いていなかった。あと、捌いて分かったんだよね、内臓が溶けていた。前回は内臓がとろけていることはなかった。

 

 そこに新鮮さの違いが出て、美味しさに差が出たんだろう。

 

 反省点の多い食事だった。

 

 ハゼは刺身にとるなら、肝醤油はやめておこうということ。

 サンマは、高くても生にした方がよいということ。

 

 妻の作ったサラダは美味しかったし、富津の銘水で炊いた御飯も美味しかった。だからよいのだが、反省は反省として次に活かしていきたい。



ハゼの刺身。釣ったハゼを刺身にして食べる

 さて、今日もハゼを釣って来た。

 ハゼの最高級の食べ方は刺身だろう。

 そもそも市場に出回ることがほとんどないハゼを刺身でいけるほど新鮮な状態で食べられるのは釣り人を置いて他にないからだ。

 それだけでなく、もともと小さい魚であるハゼ、その中でも大きくないと刺身には取れない。15センチ以上くらいは欲しいところだ。

 今日は夕方に釣れたこのハゼ。妻が大いに釣ってくれたこともあり、15センチ以上のデカハゼが沢山いるから急遽ハゼ刺しを作ることに。

 昨日、房総半島は木更津でサビキ釣りで釣れた唯一1匹の鯵。

 本当はアジをたくさん釣って刺身にしたかったがおもうようにはいかず。最近回遊魚の釣りは調子が悪い。だからそれには寄り付いていなかったのだが昨日久々にしてみたがアジはこの1匹だけと振るわず、せっかくだから刺身に取る。味は1日経ったくらいでも刺身として美味しい、かえって美味しいかもしれん。ハゼはその日取れのものが良いと思うが。

 たくさんあるのはハゼの身。肝はハゼ。叩いて肝醤油として食べる。

 アジは一匹だけだから2枚の身。

 盛り付けた。

これだけでは寂しいのでスーパーで半額になったビンチョウマグロの刺身を買って来た。

盛り付けると立派な三種盛りだよね。

 ハゼも皮を剥くと透き通った身でこれはこれでいけるもんよ。というか食べたことない人がほとんどじゃない?

 

 昨日、房総半島は富津で湧水を汲んできた。

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湧水で米を炊くと偉くうまくなる。

そのうまいご飯に合わせるなら一流の刺し盛りでしょうと腕にヨリをかけた次第。

 これから食う。楽しみだ。

今日の1匹目はコトヒキ

 今朝は旅の空に目覚める。

 千葉県は房総半島の南の方、鋸南町の岩井にて目覚めた次第。

 だからアウェーではあるが、ハゼ釣りができそうな場所だったので、竿を出してみた。

 なんか魚信がある。

 釣れたので引き上げてみたら・・・

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 お分かりだろうか?ハゼ釣り歴が長い私もあまり釣ったことはないのだが、ハゼの外道として釣れる、コトヒキという魚。

 神奈川で釣った時はかなり小さかったけど、これはちょっと大きい。

 珍しい魚がを釣ったものだと思いながらもリリース。

 背鰭の棘が指に刺さって痛かった。注意を要する魚。


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妻が食べたがった山岡家

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山岡家?山岡家???と期待満点の妻を
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連れてきました山岡家。

ここの特製味噌が二人のお気に入り。

脂を背脂にチェンジしてみた。できるんだね。

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ランチのコロチャーを付け。100円増しでこれがつくのはお得。コロコロしたチャーシュー載せご飯。

幸せ。

もう一つの妻のイラスト

昨日の語りで出した息巻く妻のイラスト。

妻自身に描いてもらったのだが

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こっちの方が、釣りバカにあきれるが付き合う妻感が出ているかなぁ。

妻には息巻く豚キャラお願いというお題だけで描いてもらったから。

まさか、あきれる君の顔を豚キャラで表現してじゃ、ね😀

釣りなんか始めようもんなら・・・

 私たち夫婦はお出かけするのが好きだが・・・

 私の生涯の趣味、釣りはなんて言っても時間がかかる。

 釣り入れようかとか話していると、釣りなんか始めると1時間や2時間で終わらないもんね!!と息巻く妻。

 まぁ、そうなんだけど・・最近はおとなしくなって、釣れればぱっぱと帰ったりもしているよ。だって、釣りすぎて捌くのが大変なのは僕だもの。

ハゼを捌いて天ぷらにする話

江戸時代の風流な遊びに、屋形船で川なりに出て客は釣りをしてハゼを釣る、そのハゼをすぐさま捌いて天ぷらとして揚げて釣った客に供するというセレブな遊びがあったそうだ。

今は客に魚を釣らせてその魚を供する居酒屋などが流行っているようだが、それよりも船に出てリアルな釣りをさせてその場食いをさせるなんて素晴らしすぎる演出だよね。リアルな川だもの。

 

さてハゼは江戸時代においてもその辺の汽水域の川で釣れた魚であるわけだが、今も結構釣れてくれるありがたい魚である。

そして市場に出回らないさかなでもある。ほら魚屋さんでハゼ売っているの見たことないでしょう? 

 

実は捌くのはあまり簡単ではない魚。鱗もあるし、骨も硬い。小さめの魚だから何匹も同じ動作で捌くのは苦労はある。

今回は週末に朝な夕なに妻と共に50匹くらい釣ったのでさてどうしようかと。

 

鱗を落とすのは排水口ネットでガシャガシャよく洗うと言う技でまとめてできる。頭を落としがてら内臓を引っ張り出すのも慣れてくるとできる。

ドクターXのように手術が趣味で切った数を誇るのであれば私はかなりの勢いでハゼを切っている。ものすごい症例数のスーパードクター級じゃないかな、ハゼ捌きのだけどね。

だから鱗を取って頭と内臓を引っ張り出しておいて終えたものを冷蔵保管しておいた。

それがこれ。

内蔵がなければそれなりに腐敗は進まないから。

そこから捌いて天ぷらにした動画がこちら。


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これで天ぷらにできました。

まぁ屋形船の上で調理しろと言われれば、できぬことはないかもね。

船を持っているブルジョワな方がお誘いいただければ先の江戸時代の風流な遊びを再現できるかも😀

 

とまれ、ハゼの天ぷらは、魚屋で売っていない以上釣り人が食べられる特権的食べ物で、妻もこれは結構好きで好んで食べてくれる。

 

 まぁ、私にとっては翌日のハゼ天弁当が楽しみでならない。

 妻は弁当のおかずを私が勝手に作ってくれるので楽だしウィンウィンの関係。

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 ハゼ天、正直、プライスレスな良さがあるよね、文字通り。

久々のサンマが異様に美味かった

昔を知っているのっていいことばかりじゃない。

昔の価格を知っているから、円安物価高の今、買わないものがたくさんある。

もっと人生論的な話をすれば、今の私くらいの年代の昔の中年はもっとゆっくり過ごせていたように見えた。自分がその年になった今、いいことはない、ゆっくりもしていない。

 

 さて、最近値上がり激しいのがサンマ。これは最近の物価高のみならず、近年の温暖化からか不漁になっているのが大きい。去年も一昨年もサンマの不漁は聞くところだ。

 しょぼい秋刀魚で価格的に高価で、こんなにするのかと思うに、買いたくなくなる。

 秋だから秋刀魚を食べていた昔は良かったな。1本100円もしなくて今売られているものよりもっとぶっとかったし。

 私も釣り人であるから、温暖化の影響か、毎年釣れる魚が変わってきて、昔はあんなに採れたサンマがと言う話は理解できる部分が多い。

 歯が欠けてダメダメな気分の日曜日、妻と行ったスーパーで見かけたサンマ。

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 半額になって200円くらい。これで価格的には昔くらい。でも、昔はもっとぶっとかった。
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 サンマのはらわたは私が抜いた。ハゼだの、アジだのもっと難易度高い捌きを釣り人として日常的にやっているから、サンマのはらわた抜きなどは本当にすぐできた。

 昔より、と言う意識が強すぎてあまり期待していなかったが、これは本当に美味かった。上手く焼けたとも思う。

 ダメダメな気分も少し上向くぐらいに。

 なんだろう、この異常気象は。サンマも遠のくくらいに異常になっているのはやはり異常だよ。

歯がなくなった

 昨日歯が欠けた。

 日曜の夕方に歯が欠けるなんて、日曜ブルーに拍車をかけまくりでどん底感があったんだが、仕方なく今日歯医者に行った。

 予想以上にひどくて、根幹くらいまで齲歯だったようで、神経取っている歯だったから痛くはないのだが、どうやらボロボロのようで、出ている部分はほとんど除去された次第。レントゲン撮って、削り取って、消毒されたわけだが、出ている部分がほぼなくなって歯がなくなった感強し。

 どん底感が強くなってきた。

 仮のかぶせものがされているが、固まるまで、1時間くらいは食べないようにと言われ・・その後も治療が終わるまでそっちの歯であまり硬いものを食べないようにねとか・・・よよよ・・と家に帰り、歯がなくなった。1時間食べられないってと妻に言うと・・・

 妻はなんか爆笑。弱っている私を見るとなんかうれしいようだ。あれやこれや取り出してきて、これなら食べれる?とか。

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 うれしそうに出してくる。何かのためにと買っておいたのが役に立ちそうだ。

 お腹は減っているが、食べない方が良いようなので、風呂にでも入るかと長風呂を決め込んだら、鼻の下をカミソリで切ってしまった。

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 血で湯船を汚してもよくないので妻に絆創膏を貼ってもらい、この姿に妻また爆笑。

 

 まぁ、こうやって加齢に伴い歯もなくなっていくんだろうなぁと人生を思う。妻もそれは分かっていて明るく爆笑してくれているようだ。我が親とかにはなんで虫歯になったとか叱咤されてきた私だから、妻の明るさには救われる。正直、目が悪く鳴ったことを言えなかったものなぁ、怒られると思ってさ。眼鏡もなくがんばってきたが大学の講義が大講堂で見えづらかったから親に告白したこともある。

 

 それにしても寂しいね、加齢に伴い肥満や歯をなくしていきながらもなにか立身出世したりしてバランスをとっていくのに、そんないいことはまったくないのに、加齢は私の歯を容赦なく奪っていく。

 

 ま、歯がなくなっても、鼻の下に傷を作っても妻が喜んでいるからいいか・・・な。