今日はイワシ弁当。素晴らしいのは妻が仕入れ、捌き、調理まで全てやってくれたこと。
1匹70円程度でバラ売りされていたのを6匹買って、捌いてくれた。
常々捌きは僕の仕事だよと語ってきたが妻にもそのスキルがあるということは頼もしい。汚れ仕事でもあるからして。
これで私の健康も保たれるというもの。
ありがとう。
わが家では揚げ物の担当は私と決まってきたようだ。
そう言えば、かのテレビ番組「黄金伝説」でタレントの濱口優氏が得意のモリ突きで獲った魚を、油にポーンと放り込んで揚げていたちょっと有名なシーンがあるが(危ないから真似しないようにとの注意書きは妥当だろう)
まぁ、魚をそのまま油に放り込むのはワイルドすぎてついていけないが、ジューッと揚げ物をすると油も撥ねるし、男らしい仕事とも言えようから、妻よりも私がやる方が似合いでしょうと思ったりもする。
妻も同じ思いなのか唐揚げ粉をまぶすまでして仕込はしてくれていて、揚げるのはあなたねと私のバトンが渡ってくることが最近多い。
ということで、鶏唐揚げを作る私。
妻も結構喜んでくれる料理なので、作りがいもある。
まぁ、その後の片付けを妻がしてくれるので、まぁ、自分だけで揚げ物がで来ているわけではないわけだが・・・。
やっぱり美味いよね、鶏唐揚げ。ー
若い多感な頃は何らかの刺激に容易に感動してワクワクできたものだ。
中年になり、いろいろ鈍くなってくると、そうでもなくなる。
昔は読書という手間にかかることをしてでも感動を得ようとしたし、今みたいに映像メディアも見やすい環境じゃなかったからね。
今じゃ、気軽に動画だテレビだ映画だと、何であれば満員の通勤列車内でも見られる時代になり、読書という面倒な作業までして感動を得ようとしなくなったよね。
その中で、久々に読書で打ち震えるような感動を得られた。
こちらの小説。これは以前読んだことがあった。でもまたなぜか興味を覚えて図書館で借りたのだ。
以前はNHKのドラマでこの短篇集の中の一つ、「夜警」を見たからだったと思う。俳優の安田顕氏が主人公で印象的だったから読んだんだと思うんだよね。
今回はなぜ興味を持ったのか忘れてしまったが読んだら、全部の短編がすごかった。
映像で気軽に刺激を得られる時代。その映像でさえ見るのが億劫になってしまいがちな中年にここまで心打ち震わせるとは、文章の力ってすごいんだなと実感した次第。
最近は昔の価格を知る者としては何もかにも高く感じるご時世なので、昔は必要なくても外にお茶しに行っていたが最近はとんと行く気がしなくなった。
しかし、どうしても行きたくて、この前行ってみた。全国的にも数少ないキーコーヒー直営のKEY‘S CAFE に。
異例の暖かさで店内はパソコンをしたり勉強したりする人で混んでいたので、私らしくはないのだが外のテラス席に行ってみた。
川沿いの桜も見えて良い。
氷温熟成を謳っているコーヒー豆からのアイスコーヒーもなかなか良い。
ただ、それなりのコストを払った甲斐があると思ったのは、たまたまではあるがテラス席に座ったこと。
なんか最近の分譲マンションのベランダ風で、分譲マンションとかでいいベランダのついた低層階だとこんな感じでお茶を飲めるのかなとか夢想できたことがよかった。一緒にいた妻がなんかマンションの・・・と言っていたから気づいたのだが。
まぁ、たまにはお金をかけてカフェにでも行くと、新鮮な発見、一時の桃源郷体験ができるもんだなとか思った次第。
東京生まれ東京育ちながら、東京に足を滅多に踏み入れなくなって久しい。
新橋にSL広場があることは常識的に知っていたものの、今やほとんど行かないし、最後に行ったのだって10年くらいは前だったんじゃないかな。
家、ついて行ってイイですか? SLは健在できれいに塗り直されてさえいた。あ、ここのSLはC11だったんだねとか新鮮味があった。C11はD51とかに比べて小型。D51とかなんじゃないのって勝手に思い込んでいたが、そうだったんだねとか。
なんか、ここの風景が印象的だった。
大阪の道頓堀だったら、橋と堀とグリコのネオンだが、
東京の新橋だと、SLと井川遥さんのサントリー角瓶のCMということになるんだね。関東を代表する居酒屋街の新橋には角ハイボールの大写しのCMはうってつけと言えばそう。
なんか、なんとはなしに、アメリカはニューヨークのタイムズスクエアの景色に共通項を感じぬでもない。コマーシャリズムと風景の調和において。
ここに来たのは、3月31日、2023年度の最後の日だったが、異例の暑さで28℃くらいまで気温は上昇して花もきれいに見えた。
妻は妻で、ニュースの映像とかで上からの俯瞰で映る場所だよねとか、私も新橋のサラリーマンの赤提灯の並びを見ていたりしてなんか楽しかった。あ、そういえば私の大好きな「家、ついて行ってイイですか?」でもここでよく、ついて行っていい人をインタビューしていたような気もする。
なんか、日本を代表する景色と言えようか。面白いね。
そして先に語った味仙が程近くにあったから食べに行ったんだけどね。
たまに都心に行くと人混みで疲れるのはそうなんだけど、なんか面白いよねって思った次第。
愛知にある台湾料理専門店チェーンの味仙は憧れだ。
こちらの語りでも大いにその憧れと、東京進出店に行った話を語っているので参照されたい。
その時は東京進出店に一人で行ったので、ぜひ妻に味仙のニンニクチャーハンを味わって欲しいなと思っていたところで、妻と共に東京都内に行く用事があったので、そのついでに行ってきた。
私が昔行ったのは、神田の方のお店だったと思うが、最近増えて新橋にも2店できていたのでそちらに行った。
私が頼んだのはセットの方で、台湾ラーメンをつけた。台湾ラーメンは唐辛子が入っていて辛いラーメンだが、なかなかうまい。あとプラス100円にはなるが、セットのチャーハンをニンニクチャーハンに変更したもの。セットのニンニクチャーハンは文句なく美味しい。
台湾ラーメン。たまに見かけるが、味仙が元祖のようだ。挽肉と唐辛子、ニラ、ネギの辛いラーメンだがなかなかに美味しい。また、なかなか同類のラーメンを食べたことがない特色のあるラーメンに思える。
妻にはニンニクチャーハン一人前で。
妻もニンニクチャーハンは美味しかったらしく、一人で完食していた。
良かった良かった。セットのチャーハンだと紅ショウガが付かないんだねと気付いていた。うむ、なるほど。
さて、昨日の土曜日の朝食は私がホットケーキを焼いたが、今日、日曜日はと言えば・・・
先日山梨を散歩した時に手に入れた生の吉田うどんを茹でてみようかと。
やはり、以前本場で食べた吉田うどんは、冷と温なら圧倒的に冷が美味かったので冷にしてみようかと。
結構大変だった。奥にある「かけつゆ」を作るんだが、みりん、醤油、ショウガをおろしてネギを入れる位までは良いんだが、手前に見えているのが削り節の出汁がらなのだが、削り節をカツカンナでなまり節から削るのが一番大変だったんだけどね。鰹節から出汁を取るなんてのも初めてやったんだけどね。
キャベツとニンジンも別茹でしているしね、豚肉を甘辛く炒めるのも別にフライパン。
それで最終的に吉田うどんを茹でて、これも10分以上かかるので、フライパンや鍋を複数使っているわけで手間はかかる。
参考にしたレシピサイトはこちら。
麺を冷やして、「かけつゆ」をかけて、各種具を載せてできあがり。
うーむ、やはり美味いね。
妻も喜んでくれてなにより。
吉田うどん、このコシはなかなか得がたいものがある。それを生麺で買ってくれば家で作れるんだね。感激した次第。
しかし、先に語ったとおり、えらく手間がかかるので、余裕のある休日の食事ということになろう。
休日の朝は私がホットケーキを焼いてくれると妻は期待しているようで、昨日は卵も牛乳も買ってあるわよと。
なるほど、では焼きましょうと。
慣れたことではあるのだが、ドキドキなことが一つある。
一枚目を焼く時だ。フライパンを加熱して、濡れ布巾で一気に冷ます。そして弱火で焼き続け、3分から5分くらい。表面にプツプツができたとこでひっくり返す。暗唱できるほどなのだが、このひっくり返す瞬間がドキドキなのだ。
大概上手く焼けていないのが判明する瞬間だからだ。やはり熱のムラがあるのだろうか、きれいな面にならないことが多い。2枚目以降は安定するのか、結構上手く焼けたりするんだが。
今回は・・・
かなり上手く行った方。なんか嬉しい。
ホットケーキの一枚目を裏返す時、それはドキドキという次第。
なんか占いみたいな感じか。きれいになっていたら今日はいい日になるだろうとか思えたりして。
今日はカレーよ。そんな妻の言葉を胸に帰ってきた。
昨日は夜遅くまで残業で、疲れが累積した木曜日、疲れているであろうと食べやすいカレーにしたのだと妻。妻の思いやりが感じられた。
どうやら私はやつれ顔のようだ。美味しく頂いた。元気が出た。
美味しかった。
古代米を配合したご飯は、なんかよくカレーに合う。
妻が詰めてくれる弁当はいつも栄養のバランスが良い。
そして相変わらずうまい。
スーパーで売っている安めの、少しお湯で戻せば食べられる、3個一パックで売っていたりするうどん玉。私は勝手にソフトうどんとか言っているのだが、結構好きだ。
妻も好きなので、なんか鍋の締めにとか、焼きうどんにとかで買いおいておいてくれることもままあるが、比較的賞味期限が短かめなので週末使おうかと思っていたんだがと買いおいておいてくれたものが賞味期限近くなってしまうこともある。
多分そう言うものだろう。今朝の朝食はうどん。
なんか気分が上がる。
駅で立ち食いうどんをかき込むのは必要性に迫られてだからワクワクもしないが、家で今日もパンかなと思っているところでの意外なうどん朝食はサプライズ効果満点だ。
美味しかったし嬉しかった。玉子と青菜は妻の愛情だろう。
小人さんの話があるよね。靴屋さんだったかな、寝ている間に靴を作ってもらっていた、実は小人さんが。
それは以前語った通りだ
急に寒くなったせいか妻が元気をなくしてぐったり寝ていたので、その間に捌いていた。いつもならもう鍋に入れておいたからさっさと煮付けてねと煮付け担当の妻に手綱を任せるところだが、そんな状況だったので頼めず。
とりあえず冷蔵庫保管。
その後忘れてしまっていたんだ。妻によろしくと声をかけるのさえ。
そうしたら今日の弁当にマイワシが。
すごい。いつの間に。
きっと妻が気を利かせて煮付けてくれたんだろうが、私としては小人さんが寝ている間に作ってくれたように感じつつ美味しくいただいた次第。