今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

ああいうオフィスだったらええなぁ、人間関係の有象無象もある程度回避できるんちゃうんか?


 なんだか、最近、NHKの23時ドラマでやっている「グッジョブ」

 昨日、一眠りした後に、眠れなくなって昨日の回だけ見てしまった。

 これはなかなか面白い。

 まぁ、そこで繰り広げられる人間関係のドラマなわけだが・・・それはそれで面白いわけだし、それがこのドラマの肝なの自明だ。要するに、人間関係での好き嫌い、仕事へのスタンスの違いによる軋轢 、そんな有象無象を描いているドラマ。それで勤め人(特にOL)の気をひこうとしてるのがよく分かるドラマに感じる。

 ただね、僕はね、そんな人間ドラマよりも・・・なんだか、こんなオフィスならえぇなぁと切に思ってしまった。低いけれどもパーテーションで区切られたデスク、しかも、行儀よく並んでいるわけではなく、創造性あふれるというか、かっこよく斜めになっていたりなんだり。これだったら、いやな人だって目を合わせずにすむし、ドラマで描かれている人間関係の有象無象なんて乗り越えられるんじゃないか、実際そんなパーテーションがあったら、僕もよほど仕事がしやすい。理想は、外国ドラマに出てくるような、かっちりとしたパーテーションに囲まれたデスクだが、まぁ、そんなのは夢のまた夢。外資系企業にでも入らない限り、日本的組織に属する限りそうだろう。

 しかも、このドラマの主人公たる中堅建設会社の一般職OLは夕日の出る頃には帰れているし・・・そんなに残業していないんだね。こんな一般職OLって本当にいるのかなぁ・・・この不況の世の中と思ってしまって、それはそれであったらええよね。


 まぁ、コミック原作のドラマのようだからそんな感じにもなるんだろうけどね、コミックというのは夢を描くもの。これもそんな感じだろうね。


 だからこそ、カタルシスになるといえばそうなんだろうが、どうも空々しさを感じてしまうのも事実だ。