今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

なんつっ亭総本山へ行って来たよ

 「なんつっ亭」と聞いて、あぁ!!と思われる方も多いと思います。
 ラーメンマニアというほどではなくてもラーメン好きな私も、ここのラーメンはうまいと聞くことは多いですし、創業者がテレビの露出がかなり多いということもあり、有名店となっていると思います。
 私が初めてここのラーメンを食べたのは、品川にあるラーメンコンプレックスであったと思います(2006年7月1日 情報なしの食べ歩きはつらい〜品達初体験〜 - 今日の一語り(はてな Ver.)参照)。

 首都圏各所でラーメンコンプレックスを構えているので、結構気軽に食べられるところになってきておりますし、それゆえ何度かは行ったりしています。
 マー油という独特の脂が浮いているのが特徴のようで、それなりにパンチがある感じではありますが、何度もリピートする感じではなかったのですが・・・本店は本当に美味しいですよということを聞いたので、行ってみようかと思った次第。

 なんつっ亭の本店は、神奈川県にあるのですが、神奈川在住の私としては地元言えば地元なのですが、神奈川県は多摩川を挟んで東京と接しているくらいのところは東京と行っても差し支えなくらい都会ですが、なんつっ亭のある秦野のあたりとなるとかなり西の方ですし、田舎びている感じであります。東京基準で考えれば神奈川県は首都圏と言えど、かなり離れていると言って良いでしょう。この本店のある秦野市渋沢駅までは、小田急線沿いですが、新宿から電車に乗ると急行でも1時間20分弱くらいはかかるようですので、その遠さが分かっていただけるかと思います。

 まぁ、そこに行ってみた次第。

 なんつっ亭と言えば、うまいぜベイビーというのが合い言葉のようでして、街道沿いにどかんとこういう看板が立っていますので、おぉ!!ここかと一発で分かる良うなパンチが感じられます。


 ラーメン屋らしからぬ感じの、ひとつの建物となっているお店。大きめですよね。首都圏のラーメン屋さんって、どっかの建物を間借りしてその一角みたいなイメージもあったりしたので、売れているんだなぁという思いと、首都圏とは言えば地方よりに位置するロケーションゆえだろうかと思った次第。

 総本山とのこと、なるほど、気合いが入りますね。
 入ると、なるほど総本山らしく、若い方々・・・多分お弟子さんたちだと思いますが、思いっきり元気よく声を出していただけて迎えていただけます。それほど元気な接客ってほとんど受けたことがないのではないかというくらいです。気持ちがよいです。

 やはり、マー油の入った基本となるラーメンをいただきました。表面に浮いている黒いのがマー油。独特な味わいです。ラーメン700円。

 麺は細麺ですね、結構。

 全体的に、接客同様丁寧に作られたラーメンだなぁという感じでした。
 一口食べてすごくがつんと来る訴求力があったとは思わないのですが、そういう一発ノックアウト系の訴求力は、すぐに飽きてしまうという弊害がありますが、ここのこのラーメンは最初から最後まできちんと美味しく食べられる感じでしたね。丁寧な作りだったと思います。麺も美味しいし、マー油の独特さもよかったですし、チャーシューも良かったです。

 行く道中がかなり混雑をしていて、着いたのが夕方17時くらいだったということもあり、全くお客がいなくてさっと入れたのでしたが、その後食べているうちにどんどんお客が入ってきましたので人気店なんだなぁと思いました。正直なところ、かなり辺鄙なロケーションと言わざるを得ない部分は否定できませんので、そこでこの来客数はいいのかなぁと思った次第。

 丁寧な接客と丁寧な作り、丁寧なラーメンだなぁという思いが残りました。