今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

平和論

広島市長平和宣言を読んで

今日は職場に着いたら、8時15分は過ぎていた。 そうか・・・今日は原爆投下の日、そして、原爆投下の時間、8:15は通勤途上で過ぎたんだなと感じながらも、今日の仕事の奔流に巻き込まれていったわけだ。そう、結構忙しかったかもしれない。 帰ってきて、妻…

食と生への執着と平和について

私ももう30歳代中盤の年頃で、年相応に食が細くなってきていて、昔ほど食べることができないにもかかわらず、大盛り・デカ盛りネタには飛びついてしまう。 かの人気番組TVチャンピオンでのデカ盛り王選手権の番組にも釘付けになってしまうし、さっきまでデカ…

国民投票法案成立に思う 〜軍事力というパワーは危険すぎるだろう〜

自衛隊は軍的様相を呈しているから、いっそのこと改憲して軍として認めようじゃないか・・・ 2005年の自民党新憲法草案からはそんな風なことが感じられたし、そのへんは2005/8/2一語り「日本に軍隊は必要なのだろうか」に語ったとおりなのだが・・・ 結局、2…

映画「非常戦闘区域」を見た

映画「非常戦闘区域」を見た。 前にも見たことがあったのだが・・・ネットの無料配信サービスで配信されていたので思わず。 非常にいい映画である。一時期、ユーゴ紛争に関しての映像作品をいろいろと見ていたこともあり、私自身が平和論に目覚めたのも、何…

映画「男たちの大和」を見て、国民投票法案や平和を思う

なんとなく録っておいたものを見たが・・・ うーん・・・、特筆すべきものはないかな。ストーリーもそんなに凝ったものではないし。 また、平和を訴えたいのか、滅びの美学を描きたいのか、戦争を美化したいのか・・・そのへんも曖昧。 中途半端な気もした映…

理想はきちんと謳ってほしい 〜残業代ゼロ法制、日本版ホワイトカラーエグゼンプションに思う〜

厚生労働省が、来年度の労働法制見直しの最終案を出したとのこと。 「残業代ゼロ労働導入」というような見出しが各新聞誌上に踊ったわけで結構ご存じの方も多いだろう。 一定基準を満たした会社員が1日8時間の労働時間機制からはずれ残業代を払う必要がなく…

朝ドラ「純情きらり」と靖国参拝

今、放映されているNHKの朝ドラ「純情きらり」では、戦争がどれほど庶民を圧迫していくか・・・テイストは現代風であるが、よく描き込まれている。 どうも昔気質の私は、描きが「ぬるい」と思ってしまいがちであったが、最近ではそんなこともなくなかなか追…

広島・長崎を素直にわかろう

「公約は守るべき」・・・そんなはぐらかしのような言葉で、靖国参拝を一国の首相として意欲を見せているという報道がなされているのを旅すがらのテレビで見かけた。 うーん・・・ しかも、昨日は長崎原爆投下の日。その長崎でまさにその日にそのような言説…

愛の母子像のご主人の気持ちを思うに・・・

結婚して、妻を持つ身となって特に思ったのは・・ 愛の母子像の、ご主人はいかばかりの思いだったのだろうか・・・ 絵本「パパママバイバイ」やほかの記事を読むに、ご主人は毎日のように病院に通っていたようで、そして、息子たちがなくなったこともひた隠…

愛の母子像を見に行ってきました。

先日の一語りで語った愛の母子像・・・実際に見に行ってきました。 婚姻届を出した昨日・・・せっかく休みを取ったのだからどこかお出かけしようということで午後に妻と二人で。 二人とも絵本「パパママバイバイ」を読んで、いろいろ考えていたので、関心が…

パパママバイバイ

絵本「パパママバイバイ」(早乙女勝元 著)ここにもよくコメントをいただく、みのさんのブログ猫の生活での「愛の母子像」記事に影響されてである。とても意義深い絵本であった。憲法改正による軍容認という、一昔前であれば考えられないであろう論議さえ出…

NHK「その時歴史は動いた〜真珠湾への道 (前編)」で平和を考えた

昨日録っておいた、NHK[その時歴史は動いた〜真珠湾への道 (前編)」を見た。 山本五十六(山本五十六 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)の決断を描いた番組。 とてもいい番組であった。山本五十六・・・太平洋戦争時の連合艦隊司令長…

「私は貝になりたい〜あるBC級戦犯の叫び〜」(加藤哲太郎 著、春秋社)を読む

とても意義ある本である。 かなり映像化されているので、この話は、そちらで知らないわけではなかったが・・・本として出ているものをひょんなことで読む機会を得た。 戦争のむなしさ、不条理さ、残酷さがよく分かる、実感をもった叫びであった。 平和を考え…

後藤田正晴氏の死去が悼まれる

内務官僚から警察官僚、そして自民党代議士というばりばりの保守路線とも取れる生涯を送った後藤田正晴氏が亡くなったとの報を今日の夕刊で知った。 ショックだった。 というのも asahi.com(http://www.asahi.com/obituaries/update/0921/001.html)による…

選挙と平和論〜天木直人氏に注目した〜

今日は 私は早々に投票を済ませているので、まぁ、きちんと今回も選挙権を行使したことになる。 2003年11月9日の一語りなどで、選挙権の行使の重要さを語っているが、やはり選挙に行くって、民主主義の根幹だと思うわけで・・・ 選挙一色の新聞を眺めながら…

「憲法を変えて戦争へ行こうという世の中にしないための18人の発言」(岩波ブックレットNo.657)読了

今日は、長崎に原爆が落ちた日である。11時2分〜3分。 長崎に旅した時・・そう、もちろん平和について考えたのであるが・・・やはり、平和の貴重さを再確認できた想い出を思い返します(「もてない男の心の語り 番外編 もてない男、長崎に行く 第3章 平和に…

人は過大な力を持つと暴走するものである 〜人殺しの手段は持ってはいけない〜

さて、私は映画ファンであり、3度のご飯と同じくらい映画好きであることから、映画的観点から平和を考えてみよう。 ちょっと前になるが、非常に話題になった映画「華氏911」を覚えていらっしゃるだろうか?突撃レポーター兼監督というユニークなマイケル・…

原爆の日に実感する平和の尊さ、現憲法の尊さ

昨日は広島原爆投下の日である。 小学校の頃から8月6日午前8時15分は印象深く記銘された日時である。学校生活を公立畑で過ごした私であるし、その意味で、特別な平和教育を施されたわけではない私だが、この日だけは忘れ得ない日として残っている。 昨日の朝…

現憲法はアメリカからの押しつけなのか?

昨日に引き続き、憲法の話題を考えてみたい。特に、戦争放棄について。 なるほど、現憲法は、戦後占領軍、特にアメリカの強力な指導に基づいて作られたことは事実だ。 初め、日本側に作らせた草案・・・松本案・・・は国体護持を強調した大日本帝国憲法と差…

日本に軍隊は必要なのだろうか

7/29の一語り「新聞が届く幸せ」で書いたように、新聞を取り始めたので毎日うれしくてよく読んでいたりするわけだが・・・ 今日の新聞の大見出しは、自民党の新憲法草案が出来上がったニュースだろう。 目玉としては、憲法9条に「自衛軍」の概念を取り入れ…