今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

シベリアを食べる、横浜・野毛のコティベーカリーに行く


シベリアという菓子パンを知っておられるだろうか?


古くは明治・大正のころから作られていたお菓子パンであるようだ。


私がこの菓子パンを知ったのは、以前済んでいた近くのパン屋さんで売られていたのをたまたま買ったため。羊羹がカステラでサンドされた洋菓子とも和菓子ともつかないものであって、珍しいなぁという意識が先に立った思い出がある。


そのシベリアをメイン商品として売り出していて有名なパン屋さんに先日野毛大道芸へ行ったすがらに通りかかったので寄ってみた。


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 コティベーカリー


 なかなか味のある外観のお店。大正5年創業というのも頷けるお店。ディープな野毛地域にふさわしく期待できそうである。


 オフィシャルサイト: 横浜桜木町 シベリアのコティベーカリー


 オフィシャルサイトの題名にも「シベリア」を入れているのがその気合いの入れ方だろう。


 もちろん買ったのは看板のシベリア。


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 和洋折衷とはかくなるものかという感じで面白い味であった。妻と二人で、ほうほうといいながら食す。非常に懐かしい感じのするお菓子パン。


 写真を撮ってみたりしていたら、お店の奥さんがシベリアのいわれの説明のあるコピーをいただけた。なんかその暖かさともに、昔懐かしい暖かみのあるお菓子・・・そんな風に思えた次第。