今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

スポーツをあまり見ない私がカーリングは見る理由

 正直スポーツを見る趣味があまりない。

 幼き頃は父親の影響で阪神タイガースが好きでプロ野球を見ていたし、球場に見に行ったりもした。成人してからも、思い立って、夏の甲子園高校野球兵庫県甲子園球場まで見に行ったりもしたし、大学ラグビー、大学と社会人のアメフトとかも実際に見に行ったこともあるが、今はスポーツはあまり見ないな。昨年の東京オリンピックもあまり見なかったかな。

 ということで、北京冬季五輪もあまり見ていなかったのだが・・・

 

 妻が女子カーリングを見始めたので、それは見ている。

 金曜日のカナダ戦から見てたんだけどね。金曜日は休みの日だったからさ。勝てたからよかった。午後2時頃から3時間くらい。ハラハラしながら見ていたが・・・。時間は長いよね。野球の一試合ぐらいの時間はあるもの。

 

 そこまで長くスポーツを見たのは久方ぶりだ。

 

 そう言えば、前回の冬季五輪ピョンチャンでも妻がカーリングが興味を持ったということで・・・見ていた。そんなことを語っている。

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 あまりスポーツは見ない私が、カーリングは結構見ている。

 というのも・・・、私が北海道にいた頃、長野冬季五輪が行われていた。しかもその時からカーリングが公式種目になった。そんなことでカーリングに興味を持ったのだが、北見市常呂町の男性選手たちが活躍していて、よく見ていた。それでカーリングのルールとかも覚えたような気がする。

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 ピョンチャンオリンピックの時にかく語ったとおりだ。

 

 今の北京冬季五輪でも女子カーリングで日本選手が活躍している。日本代表のロコソラーレ・・・北見市常呂町のチームだし、北見市常呂町出身の選手たちが活躍しているのはなんかうれしい。

 

 土曜日も2試合ロコソラーレの試合を見たが、デンマーク戦なんかはとても興奮した。最後のワンショットで3点取って大逆転だったしね。

 ロシアとの戦いはさっき終わったばかりだが、これも勝てて良かった。

 

 だから土曜日は、二試合見たから、まぁ、さすがにずーっと見ていられないから家事をしながらだったりするけどね。

 

 スポーツをあまり見ないのは・・・なんというか、野蛮だからかな。というのも、古代ローマ市民は、奴隷制の下市民は働く必要がなくなったら、パンと見世物を要求したという話は有名だ。見世物の中で人気があったのが剣闘士が戦う、殺し合いの見世物だったとも聞く。

 確かに興奮するかも知れないが、殺し合いを見て興奮するなんて野蛮すぎて受け入れがたいね。近現代はそれはいかがであろうかということになりできてきたのが、ルールの制約があるスポーツなのだろう。

 ボクシングとかなんかは剣闘士時代の流れを引いていて、かなり直接的に殴り合うのだから・・・やはりあまり好きじゃないな。

 他のスポーツも多かれ少なかれ野蛮さがある。人間は見世物、野蛮な見世物が見たいもの。だから、スポーツが存続するのかなとか考えると、あまりスポーツを見ない私も別にいいじゃないかと思えてくる。

 なんか、スポーツとか見ない私に、変だとか言う人もいたからそういう反駁を考えていたりするんだがね。

 

 カーリングは、確かにスポーツなんだよね。ストーンを投げる動作、スウィープする動作があるから。

 しかし、氷上のチェスと言われるように、どう布石していくかという・・・チェス、将棋に通じるような頭脳戦であるところに私は魅力を感じる。

 

 だからさ、格闘技系のスポーツとか、直接的に殺し合いを代替するような動きのあるスポーツに比べ、頭脳的で、見ていて野蛮じゃないから、見ていられるのかなと思わぬでもない。

 

 ま、将棋とかチェスも、実際に戦争する代替としての盤上戦争なわけだけど・・・

 

 人間はそもそも野蛮なのかなぁ・・・とか思いつつも、野蛮なのはあまり好きじゃないのだけどね。

 

 そういうわけで、私はカーリングは結構見ているし、ロコソラーレは本当に応援しているよ(^-^)