今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

映画「マージン・コール」を見てリーマンショックを考えた

 気候不順もあったり、なにより疲れが溜まっていたりして、家にいることも多い週末とかの休日。まぁ、科学技術の進展により、動画配信サービス等で家でも映画が見られるようになってきた。私の幼少期からすると夢のような環境だ。

 映画視聴も好きだから家から動けない時は見たりしている。

 この前、「マージン・コール」という映画を見た。

eiga.com

 まぁ、動画配信サービスで押し出されてきた洋画で、面白そうだから見てみた。そんな感じ。

 2008年の世界的な金融危機であるリーマンショックを描いた作品。

 

 マージン・コールという言葉自体が金融用語で金融機関が投資家に証拠金を求めることらしいのだが・・・まぁ、金融業界の専門用語がこの映画の題名のようだ。

 

 なかなか象徴的な映画で、投資銀行の強欲さがよく分かり、それがその分野だけで済まず、全世界的な経済恐慌に至ったリーマンショックがこういうものだったのかというイメージがよく分かった気がする。ケビン・スペイシーさんはやはり演技がうまいねと思った次第。

 

 リーマンショックってともう一度考える気になって・・・もう一本の映画を見た。

 「リーマン・ブラザーズの最後の4日間」

maonline.jp

 なるほど、サブプライムローンに端を発したリーマンショックの事がよく分かった気がした。短い映画だからすぐに見られる気がする。

 しかし、ある程度金融についての知識がないと分からないかもしれない映画。

 

 まぁ、私自身ファイナンシャルプランナー2級を保持しているし、金融知識がないわけじゃないということもあるのだが、最近のNISAとかの投資ブームに熱狂しているわけでもない。

 

 しかし、リーマンショックより前から金融にはある種の興味を持っていた。

 金融工学とかに関してだよね。人間の思惑の集積である金融の動きを数学的に解析できるのかという興味で。

 ブラックショールズ式とかも少し勉強した気もする。

small-editor.hatenadiary.jp

 2004年の語りでそのへんを語っていることを考えれば、リーマンショックの前だったんだね。

 

 そんな風に思いながら、リーマンショックというものを考えた次第。