日曜日にはパン種を作ることが多い。
そう、ロールパンの種である。
最近では、ホームベーカリーを導入し、手で捏ねていた頃よりはよほどパン種作りも楽になったが、それでも、材料投入から1時間半はかかる作業である。材料計量から考えると、パン種ができあがるまでに、2時間くらいは必要だし、また、それを整形するのに、また、30分なりの時間がかかる。
だから、何かと忙しい平日には行いがたく、日曜日になることが多い・・・それも夜であることが多い。
日曜日の夜は憂鬱であることが多い。まぁ、明日から仕事だという思いでブルーになるのは皆さん共感頂けるところではなかろうか。
せめても、明日からは美味しいパンで目覚めたいという思いがあるわけである。
そして、料理全般はほぼ妻に任せきりであるが、パン作りだけは私の担当ということになっているらしいから私がやる。
今日は夜にベーカリーを動かし生地を作り、ソーセージを巻いたソーセージロールの種を18個分作って冷凍庫に入れておいた。二人で一日6個ずつ(1人3個ね)で3日間は朝の焼きたてパンが楽しめるというわけだ。
日曜日の夜のブルーを吹き飛ばすために邪念を追い払う作業をするのは有効である。
パン作りという、ホームベーカリーという文明の利器を用いてもやや手間のかかる作業をするのは、妻第一義的にの喜ぶ顔を見るためということがある。
そう、食べてくれる人がいなければどうして、このような手間のかかる作業をしようか。
ただね、自分のためでもあるのだ。パン作りという手間多く頭を回さずに済む作業は日曜ブルーを紛らしてくれるから。
日曜大工ならぬ日曜パン屋か。