今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

土肥は温泉の町だった

 さて、静岡の旅の話を続けたい。
 初日に清水を散策した後に、フェリーで清水から土肥(とい)に渡った。土肥は西伊豆にある町である。
 幼き頃に親に連れられて、西伊豆は土肥より少し北にある戸田(へだ)に海水浴に来た思い出がある。
 なかなかによかったので、今回は土肥を選んだ次第。

 まぁ、正直、温泉につかりたいという思いがあった。引っ越し以来、あまり湯船に湯を張る生活ではなくシャワー中心の生活であったため、足を伸ばしての入浴というのが贅沢に思えてきたからだ。これは妻も同じ気持ちだったらしい。

 ということで、奮発していい宿を選んだ。

 土肥温泉|土肥ふじやホテル 公式サイト 西伊豆の夕日を望む絶景露天風呂をお楽しみください。

 というところ。格安のプランがあったので、庶民の私たちでも泊まれたが、普段ならちょっと泊まるのにちゅうちょするであろうところ。
 しかも、格安のプランでは部屋が狭いということが条件だったが、部屋が開いているとのことで、部屋をアップグレードしてもらえたのでとても快適でお安く泊まれた次第。

 最上階の展望風呂も露天風呂もあったし、すごく癒やされる部分があった。というのも、イクラいいお湯でいい浴場施設でも人で混雑していたり幼児が駆け回っていたりするとちょっと興ざめだが、そういうことがなくほぼ貸し切り状態で入れたということ。不況ゆえか夏休みも終わった平日に宿泊する人も多くはないのかも知れない。特に土肥当たりの西伊豆はアクセスはいいとは言えないからだ。
 だからこそ、とてもくつろげて、夢のような時を過ごした次第。

 食事もかように豪華でうれしかった。夕食などは舟盛りも付いたし、エビ尽くしで、大満足。

 なにより、妻が喜んでくれたのがよかった。

 たまには、上げ膳据え膳で楽させてあげないと(^-^)

 来てみて実感したが、土肥は温泉の町だなと。多くの温泉宿が建っていたが、このホテルは中でも大きく、いいところだと思った。