今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

金沢水際線緑地(旧福浦岸壁)での2回目の釣りをして、そこでの釣り方について

 GW前半最終日の令和5年4月30日(日)の夕方に、矢も盾もたまらず、再度、待望の新釣り場、神奈川県は横浜市金沢区の金沢水際線緑地(旧福浦岸壁)に釣りに行ってきた。

 

 正直、混雑が大嫌いな私は、GWには混むこと必至のかの場所に再訪しようとは思っていなかったが、オープン初日の様子から、かなり長い護岸であることから、入れることもないであろうという見込み、そして、今朝は天候が不順であり、人出が少しゆるやかであろうこと、そしてなにより、前回はサビキ仕掛けしか持って行っていなかったので、虫えさの胴突き仕掛けでどうなるだろうかどうしても試してみたくて再訪。

 

 18時前到着。やはりかなり混んでいて、等間隔に人がいる感じ。それでもなんとか入る場所はある感じ。20時前には干潮になる潮具合も悪い時なので、なんとか入れる感じだっただろうか。まぁ、誰かが帰ったんだろうねという隙間であった。

 

 そして、念願のアオイソメを付けた胴突き仕掛けを4.2mの竿に仕掛けて垂らした。

 まもなく、釣れたのが、胎魚をはらんだ25センチ級のウミタナゴ

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 うれしかったけどね(^-^)

 持ち帰りができなかったね。

 

 その後、周りも釣れていたが、チビカサゴが釣れた。持ち帰ってもなんとかなるかなぁというサイズのカサゴもあったが、やはり資源保護のためにもリリースした。正直、食べられる部分が取れる割合である歩留まりで言うとカサゴは小さいと食べるところが少ない歩留まりの悪い魚と言えよう。丸揚げするならともかく、それ以外だと味噌汁の出汁取りにする感じだ。カサゴの味噌汁はかなりうまいが、味噌汁ばかり作っていても仕方ないのでリリース。

 

 虫えさの胴突き仕掛けだと、アミエビのトリックサビキでも釣れたウミタナゴが釣れるのはもちろん、カサゴも結構釣れる。

 

 4.2mの竿なら根掛かりはしないのだが、短い手持ち竿で釣ると、結構根掛かりをして仕掛けが壊れたりする。カサゴなりがかかっても根に潜って根掛かりということもある。だから、結構、コストのかかる釣りになる。

 

 今回釣れたのは、ウミタナゴカサゴのみ。メバルは来なかったね。メバルはアミエビのトリックサビキの方が来るのかもしれない。

 

 確かに、この金沢水際線緑地はきれいだし、トイレや休憩室もある立派な施設である。

 ただ、今は釣れるのはチビカサゴが中心。メバルが大きいので、一番良い獲物なんだろうがなかなか釣れない。ウミタナゴは産卵期なのかお腹の大きいものが多く、チビカサゴやお腹の大きいウミタナゴはリリースすべき獲物となると、なかなか持ち帰りがしにくい釣り場と言えよう。

 

 一番安全で、汚さない釣りとして胴突き仕掛けをとオープン初日の釣りの後に語ったが、胴突き仕掛けだと、短い竿で足下に落とすとかなり根掛かりして仕掛けをロストしやすいことも分かった。そこが難点かなと思う。

 

 前回は周りは投げ釣りばかりしていたが、今回も足下で釣れるのがチビカサゴばかりだからか、投げ釣りをしている人は結構いた。

 

 それはやめた方がよい。明確なルール違反だし、危険だからだ。

 

 今、ここでやれる一番よい釣りは、竿受けをセットしての長竿での胴突き仕掛けだろう。これでも十分に釣れるし、仕掛けのロストもほぼない。

 

 ただ、釣れるのが、自ら確認した限りカサゴウミタナゴメバルだ。

 カサゴは小さいのが多いので、放した方が良いし、ウミタナゴは胎魚をはらんだお腹なの大きいものは放した方が良い。となると大きめなカサゴメバルだけが持ち帰りだと考えるに、ウロコも多く捌くのにやや難がある根魚系のみなので、釣りの醍醐味の両輪の一つを担う食べるということに資するところが少ない部分があるので、今日も待望の釣り場と言うことで熱狂的に人は集まっていた気がするが、そこまで熱狂する釣り場かなという思いは否めず。

 

 ということで、新しい釣り場に喜びを感じつつも、冷静に今後付き合っていこう。そしてマナーは守ろうという思いを新たにした次第。

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