映画『英雄の条件』がテレビで放映されたので、観た。
さて、土曜日は21時から映画だなぁと番組表を見るのはいつものことだが、今日はこの映画のためにきちんと予定を組んだくらいだ。期待大の映画だった。
とても興味深く観れた映画だった。ストーリーが本当によく練り込まれている。
いわゆる、アメリカの軍法会議ものなわけだが・・・実は、結構、軍法会議を舞台にした映画というのは多いよね。トムクルーズが主演した『ア・フュー・グッドメン』とかそうだったと思うし、最近では『ハイ・クライムズ』なんかもそうだよね。
法廷ものとしての緊迫したやりとりもあり、政治的な暗躍がありで、ハラハラドキドキさせられた。そして、大きくは戦争の矛盾という大きなテーマも包含した壮大さのあるストーリーだ。
しかし、この映画でもそうだったが、戦争を舞台にした映画で感じさせられることは、戦争のむなしさということだ。
この映画、雰囲気は『戦火の勇気』にとてもよく似ているね。