ムツという魚がいる。
この魚に興味を持ったのは、この魚はフィッシュイーター(魚を食べる魚)でタチウオと同じようにキビナゴなどの魚のエサで夜釣りで釣れると知ったから。今でもそうなのだけれども、夜釣りで電気ウキが沈むのを見るのは釣れればもっといいけどウキが沈んでいるだけでも面白いのだよね。これは妻もそう言っていて、二人でウキが沈んだ沈んだと見ていて楽しめるのでいいのだ。タチウオはなかなか釣れないから、ムツがずいぶん釣れていたと聞いて釣りに行ったが、ウキは沈めど釣れなかった思い出がある。
だから、スーパーで小ムツが売っていたのを煮付けたのがムツとの付き合いの初めなんだけどね。
昨日、神奈川県は小田原市の漁港の駅TOTOCOという直売所に行って極早生ミカンを仕入れた話を語ったが、そこに行ったのは、次の語りで語ったとおり魚を食べたかったから。
釣れなくて魚分が減ってきたら買おうという話。買うんだったら漁港の直売が最もいい。
小ムツが鮮魚で売っていたからすかさず買った。
買った時には気づかなかったのだけれども、鱗や内臓、えらを取る作業が終わっていてすぐに煮付けられる状態であったので、よかった。しかも、さすがに安い。
煮付けてみました。次の動画を参考にしました。西潟正人さんは市場メシを調べていたときにその著書に出会い、今でも参考にさせていただいている魚料理の専門家ですよね。
【西潟正人】簡単!ムツのさばき方、刺身と煮付けの作り方~How to fillet Japanese bluefish,cut fish,sashimi
青ネギと一緒に煮て、最後に醤油を入れるだけなんですが、私は知らなかったのですが、青ネギは甘みが出るようで砂糖とか加えなくていいみたいです。食べてみたらうまかった。
ムツは熱で硬くならないのでふっくらした仕上がりで、煮付けとかにはとても良いとのことでそれは納得。なかなか高級感のある食感の魚だなと思った次第。