今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

買い物には行ったけれども

 世間に誇れる成功も収めず、今後もその見込みもない。人生を看取ってくれる子もおらず。みたいに語っていると、なんか人生の消化試合だなぁと思えてきて人生虚しくなる。それを愚痴っても受けもしないが。

 だから、言ってみればこれ食べました、これ釣りました、ここ行きましたみたいな週末等の充実っぷりを語っていることが多い。

 裏の顔、表の顔というのは誰にでもある。私の暗い面はそう、僻みっぽいし、人生を悪く考える。いいことじゃないし、生産性もなかろうが、その指摘は欲しくないかな。十分わかっているから。私の最大の取り柄は正直なところ。そういう暗い概念にとらわれている半面を隠してリア充ばかり語っても正直じゃないだろうから、日曜鬱のまま正直に語る。

 私もそういう暗めな半面が、いつも語っている好きなテレビ番組 ザ・ノンフィクションを見させるのだろう。なかなか暗いハードな人生を描き出すドキュメントだから、それに惹かれるというのもあるからだろう。日曜日の午後に放映されているのだな、奇しくも。

 さて、なんか暗い話を続けてしまっているが・・・

 こういう消化試合のような冴えない人生でも、仕事をして社会に貢献し、週末は自分の楽しみを持つ。まぁ、妻と遊びにいくんだけどね。これは私の表の顔だろう。

 ただ、今週末はどうも冴えなかった。金曜日の夜釣りではメガネレンズに傷を付け、昨日はそのレンズの交換の相談と検眼に伊勢佐木町に行き・・・って老眼鏡を作りに行ったのだから冴えない。自分の寄る年波と直面し、そして、今日日曜日は、朝から、メロンの特売だぁと台風前に朝駆けしスーパーに行ったりしたが、スーパーだ、ドラッグストアだといろいろ回っているうちに午前が過ぎ、午後に。そしたら、台風も近づいているので夕方の釣りには行けず。

 結局、買い物には行ったけれどもというところで週末が終り、これがなんか裏の自分の感情喚起をしてしまった様子。どうも、冴えない。

 週末はもっとなんか・・遊ばなきゃなぁ、とか思いつつの日曜日だった次第。